
トランプはデタラメな男だ。何か気に入らないことがあると直ぐの関税を持ち出し、相手を困らせる。以前、自分の事をTariff Manと自慢していたが、最高裁判決で報復関税が違法と認定されても、戦前の100年以上前の関税法を持ち出して、新たな関税をかけ続ける。
米国カナダメキシコは昔からNAFTA.北米関税同盟で、仲良く温厚に国境の壁を取り払って殆どNoTaxでの貿易を行ってきたが、トランプはそれらの全てをぶち壊し、カナダに対しては、米国のカナダ州になれと、強請した。その手下はちょび髭のグリアで、聞かん坊で、各国当局者は困り果てていた。箸にも棒にもかからぬ男だ。トランプの命令を忠実に守り、今回の新たなカナダ関税交渉も、一歩も引かず決裂。双方が50%づつの関税を掛けることになった。カナダに進出する日本の自動車産業も多大な被害を受ける。
トランプはいい加減な男で、以前はカナダ州と言っていたが、今度はカナダオンタリオ州にある湖をアメリカ湖と名前を変えるように、国土省に指示。以前、メキシコ湾をアメリカ湾に変えるように指示したが、同じことだ。つい最近ではペルシャ湾をアメリカ領土にするよう指示したことと同じだ。自分の好き勝手が世界で通用すると思っている様だが、カナダは弱小ではない。きっちりと米国に反撃し、50%の関税を掛けられて困るのは、米国輸出産業だ。
日本もトンチンカントランプの言いなりになるだけでなく、カナダや中国、イタリア、スペインのように、道具を持って、言うべきことは強く言うべきだ。ICC山根さんの指名処分に対しても、従来から主張してきた法の支配を正面に出して、弁護すべきだ。それをやらないと高市もトランプ同様に二枚舌になってしまう。
道具は何か。落ち目になったとは言え、嘗ての金融大国だ。米ドル、米国債を大量に保有していて、この運用は力になる。江戸時代、バカ殿を相手に、大店の商人が殿に金を貸して、身動きできなくさせたような金融縛りはありうるだろう。反キチガイのバカ殿を黙らせるにはこれ位しかないだろう。ベッセントはそれを分かってる筈だ。
