ちゃおチャオブログ

日々の連続

造幣局の通り抜けと醍醐の葉桜(14)大阪京橋・大川端。

屋台店は大阪名物、元気が良いのが取り柄だ。
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しかし小雨の中、人々も足早に通り過ぎて行く。
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造幣局の横を大川が流れている。
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遊覧船も出ているようだ。
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桜満開の季節にはさぞ賑やかだろう。
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ああ、天満橋の方から快速艇もやってくる。
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大勢の人で賑わう造幣局の桜並木を通り抜けた先には、屋台の店が並んでいる。生憎の天気、強い雨ではないが、時々の霧雨。お客は足早に通り過ぎて行き、大阪弁の切り口上もむなしく響いている。タイの屋台でも出ているかと、左右を見ながら屋台通りを通り抜けるが、見当たらない。

さて、ここから先どうのルートで戻ろうか・・。造幣局は地下鉄のどこからもほぼ等距離で、歩くと矢張り10分以上はかかる。目の前を見ると幅広の大川が流れ、その先には大阪城天守閣が聳えている。そうだ久し振りに大阪城を通り抜けてみよう。そうすれば、今日は、「桜の通り抜け」、「屋台の通り抜け」、「お城の通り抜け」、と3つの通り抜けを経験できる。

先刻渡った大川に架かるアーチ橋を再び渡り、お城に向かう。幅広の川が橋の下を流れている。ここは旧淀川。豊富な水量で、確か、夏場には大川端船渡りがここで行われる筈だ。大阪城の外堀も兼ねているが、冬の陣の終了後、家康はこの大きな川まで堰き止めようとしたのか・・。欲望には限りない。

今はそんな戦国時代の大阪城攻防戦などどこへやら、優雅な川船が遊覧していたり、業かな快速艇がお客を運んでいる。水運の都、大阪に相応しい光景が橋の下に広がっている。今は川端の桜も散ってしまっているが、満開の頃、遊覧船に乗ってこの両岸の桜並木を眺めたら、さぞや、豪勢なことだろう。史実は知らないが、秀吉も案外こうして川端の桜を眺めたのかも知らない。そうこうするうちに橋を渡ると、もうそこは大阪城京橋口だった。
 
 
 
 
随分モダンでスマートな快速艇だ。 隅田川には見られない大阪の先取性が表れている。
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川の先には大阪城天守閣が聳えている。
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その直ぐ隣にはOBPのビル群も間近に見える。
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大阪人の誇りとする雄姿。
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一度焼け落ちたが、又再築された貴重な文化遺産だ。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
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