前回紹介した通り、タイにはタイ人からも崇拝されている著名な日本人僧侶プラアーチャン・カエサコ・光男師がいます。今日のタイ語サークルは稲本さんとこのカエサコ師の人生訓、宗教書の勉強です。
先ず最初に「四苦」から説かれます。「富や財産が減る」、「地位が下がる」、「けなされる」、「苦しみを味わう」。
人生に避けることのできないこれ等の苦は、正しい判断により、正しく生きることにより、幸せに変えられる、と教えます。
「คิดดี พูดดี ทำดี」
人は、昨日、今日、明日、と一瞬たりとも同じ瞬間を生きていません。
「เป็น อนิจจัง คือ ไม่เที่ยงแท้ จริงๆ」
「เที่ยง」は通常「お昼の正午」を指しますが、ここでは「正しい、確かなもの」という意味で使われています。
「แท้」、 「จริงๆ」 は同じ意味で、 「真実、現実」と言った意味になります。
「人生は日々変わるもの、変化するもの」だから、捉われてはいけない。
「良い考え、良い言葉、良い行い」をし、「今を生きなさい」と諭しています。
「因果応報」=「良い行いをすると良い結果が帰ってきて、悪い行いをすると悪い結果が帰ってくる。」
「ทำดีได้ดี ทำชั่ว ได้ชั่ว」
と言っています。
「อดีตเป็นเหตุ ปัจจุปันเป็นผล
ปัจจุปันเป็นเหตุ อนาคตเป็นผล」
人生悪いことは出来ませんね。