千灯の迷路のような路地を歩いて行く。
嘗て、清の時代には水運で栄えた町並みが今に残る。
千灯の路地を回り又元の広場、スタート地点に戻る。ここは周荘の駐車場。
淀山湖に繋がる湖が広がる。
水草がいっぱいに広がり、まさに水郷の名に相応しい。
さてこれから錦渓の舟下りに向かう。
この小舟に乗って運河を渡る。
昆劇の発祥地昆山市は、中国劇に関心を持っている人にとっては著名な都市であるが、大半の日本人はこの都市の名前すら知らない。しかしここは江南地方でも有数の水郷地帯であり、今訪問している千灯を初めとして、周荘、錦渓、陸家、淀山湖、などの名称は一度ならず聞いたこともあるだろう。
鎮の入口にある昆山市の大きな観光看板を背に、ガイドの陳さんの説明が終わり、さてこれから古鎮の街歩き。この水郷地帯は各古鎮が接していて、狭い石畳の路地を歩いているうちに、いつの間にか千灯、周荘の古い街並みを通り抜け、再び元の大きな湖の前に出る。この湖は多分淀山湖に違いない。
直射日光の余りの暑さにここで麦わらのハットを2個30元で買って、ネギさんと分け合う。これから運河の舟下り。ここは明日訪問する予定の錦渓のようだ。迷路のような古鎮を歩き、これから水郷の舟下り。女船頭が地元の民謡を歌いながらの舟下りである。全く100年前にタイムスリップしたような感じだ。
同じ小舟に乗った同行者の誰かが、タイの水上マーケットのようだ、と言っている。確かに感じは似ている。両側に土産物店やレストランが立ち並んでいて、話す言葉がタイ語ならここはバンコクの水上マーケットでも通用しそうだ。日本でも似たような水郷巡りがあり、当方もその幾つかの川舟に乗ったが、潮来や松江、柳川などよりもこちらの方が風情があって良い。何よりも船頭歌が情緒をそそる。
約20分程の運河巡り。行き交う運河舟のあちこちから甲高い歌声が聞こえてきて、全くベニスのゴンドラに乗って中国版のカンツオーネを聞いているような感じ。柳川のどんこ舟では全く得られないサービス精神満点だ。船頭歌はそれ程上手いとも思わなかったが、前以て陳さんから言われていた通り、5元のチップを女船頭に渡し下船した。旅行の最初の日に良い思い出を作ることができた。
鎮の入口にある昆山市の大きな観光看板を背に、ガイドの陳さんの説明が終わり、さてこれから古鎮の街歩き。この水郷地帯は各古鎮が接していて、狭い石畳の路地を歩いているうちに、いつの間にか千灯、周荘の古い街並みを通り抜け、再び元の大きな湖の前に出る。この湖は多分淀山湖に違いない。
直射日光の余りの暑さにここで麦わらのハットを2個30元で買って、ネギさんと分け合う。これから運河の舟下り。ここは明日訪問する予定の錦渓のようだ。迷路のような古鎮を歩き、これから水郷の舟下り。女船頭が地元の民謡を歌いながらの舟下りである。全く100年前にタイムスリップしたような感じだ。
同じ小舟に乗った同行者の誰かが、タイの水上マーケットのようだ、と言っている。確かに感じは似ている。両側に土産物店やレストランが立ち並んでいて、話す言葉がタイ語ならここはバンコクの水上マーケットでも通用しそうだ。日本でも似たような水郷巡りがあり、当方もその幾つかの川舟に乗ったが、潮来や松江、柳川などよりもこちらの方が風情があって良い。何よりも船頭歌が情緒をそそる。
約20分程の運河巡り。行き交う運河舟のあちこちから甲高い歌声が聞こえてきて、全くベニスのゴンドラに乗って中国版のカンツオーネを聞いているような感じ。柳川のどんこ舟では全く得られないサービス精神満点だ。船頭歌はそれ程上手いとも思わなかったが、前以て陳さんから言われていた通り、5元のチップを女船頭に渡し下船した。旅行の最初の日に良い思い出を作ることができた。
運河を行き交う小舟。
歌の上手な女船頭。日本の櫓のような櫂を漕ぎ、中国の民謡を甲高い声で歌う。
石造りのアーチ橋などあって、中々風情がある。
運河の両側には土産物店やレストランなどもあって、タイの水上マーケットを思わせる。
行き交う船からも船頭歌が聞こえてくる。ベニスの舟歌のようだ。
狭い水路を巧みに操り舟は進む。人家からは生活の匂いが漂う。
乗船して20分、楽しい運河下りは終了する。
<女船頭の中国民謡>