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日々の連続

江南10都市巡りの旅(6)蘇州の寒山寺へ。

昆山の水郷古鎮を観光してから次に訪問したのは寒山寺。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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寒山寺にこんな五重塔があったか知らん・・
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上海万博を記念して新たに作られた回廊。
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「楓橋夜泊」の石橋は以前と変わらない。
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さてこれから寒山寺に入ります。
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周庄(周荘)での田舎料理、てびちを昼食に食べ、次に向かったのは蘇州郊外にある寒山寺。バスは又昆山市の幅広の道路の両側に続く先端工業地帯を通り抜け、再び蘇州に入り、寒山寺駐車場に到着する。ここは中国でも有名な観光寺だけあって大勢の中国人観光客が押し寄せている。トラピックスの小旗の下に日本人の観光客も少しはいるようだが、相変わらず外人の姿は全く見えない。

以前この寺に来た時から既に15年は経つ。同僚の吉田氏が会社を辞め、その卒業記念に同じこの阪急トラピックスで、蘇州、無錫、南京と回った時に立ち寄って以来だ。山門入口付近が以前と大分違った感じがしたが、ガイドの説明によれば、上海万博の際に、山門入口に回廊を作ったとのことである。お寺の外にこんな回廊を作ることにどんな意味があるのか知らないが、中国人は重厚長大に物を飾るのが好きな民族だ。

楓橋夜泊で有名な門前の石橋は、以前のままの状態でそこにあり、前と同じように多くの参詣者が橋の上を行ったり来たり、記念写真を撮ったりしているが、この石橋とその下の小さな運河、橋の袂の楓の木は15年前を彷彿させる。前も思ったが、こんな小さな運河にどんなサイズの客船が停泊していただろうか・・・と。

山門から境内に入るがどうも嘗てのイメージと違うようだ。15年の歳月は記憶を溶解してしまったのか、今まで自分が頭の中で抱いていた記憶、イメージとは程遠く、全く初めて訪問するお寺のように思えた。入寺料でお寺の財政も豊かになり、境内は全体に華美に華麗になり、嘗ての禅寺の趣は消え去ってしまったのか・・。乙凸思いながらガイドの陳さんに従って内陣に向かった。
 
 
 
 
 
はあ、境内も以前と比べ、随分と華美になった様子だ。
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こんな仏もあったかも知れないが・・。
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 蘇州の名産絹の刺繍で縫い取りされた廉。
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見事の一語。
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ああ、あった、寒山拾得の拓本。 これは同じ場所に同じようにしてある。
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しかしこの寒山拾得像もどことなく以前と違うようだが・・。
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