ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(27)古都洛陽へ。

これから洛陽行のMU,中国東方へ乗り込む。
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機内の様子。証券流行りの中国では、機内にも証券会社の広告が出ている。
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簡単な朝食の機内食
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機は高度を下げて来ると共に、雲の中に山肌が見えてくる。
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空の飛行約1時間で洛陽の空港に到着した。
 
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中国は広い国で、1州が日本と同じ位広い州もあるかと思えば、人口の点でも1州で日本に匹敵する位の大きな州もある。この上海と洛陽には間に安徽省が入るだけだからそれ程遠くはない筈だ。正確な距離は分からないが大体500キロ位か。日本で言えば東京ー岡山位の距離だろう。

飛行機に乗ってしまえば飛行時間は僅かに1時間程度。安定飛行になると同時に朝の軽食が配られ、ものの15分もしない内に回収が始まり、次に降下の態勢に入る。窓の外は雲に覆われ、視界が得られないが、その雲間から薄っすらと黄土地帯の山並みが窺える。樹木らしきものは全く見えない、言葉通りの黄土の土地だ。本来眼下に黄河が見えても良さそうなものだが、今日のこの視界不良では雲を掴むが如き曖昧さだ。これから洛陽行のMU,中国東方へ乗り込む。

右側の山並の切れる辺りから機はぐんぐん下降を始めるが、多分あの山並の中に中国五嶽の嵩山はあるのだろう。墨絵を薄くしたようなネズミ色の山脈が連なっている。昔の人は、こんな人里離れた山の中にどうのように分け入ったのだろう。こうした高い天空から眺めていると、蟻の歩みに似ているかも知れない。

さて、100人程の乗客を乗せた便は洛陽の空港に着いた。地方空港で、今まで経験した大連、青島、杭州西安よりは小さい感じだが、桂林よりは大きい感じだ。勿論日本の第2級の空港よりは広いし立派だし、賑わいもある。ゲートを出てこれからどうするか・・。大体、洛陽市内へ出る方法も分からないし、ホテルも決まっていない。空港が市内からどの位離れているかも分からないし、又行き先のホテル名を言うこともできない。

空港ビルの外で思案していると、機から降りてきた何人かが、バスに向かっている。その内の一人に聞くと、市内までリムジーンバスが出ているとのこと。料金は10元、よしこれに決めた。終点まで行けば何とかなるだろう。中国のことだから、周りには一つや二つホテルか旅社位はあるだろう。

空港から市内まではリムジーンに乗って凡そ20-30分。初めて訪問する都市だから、目を皿にして周りの景色を眺める。想像していたよりも大きな都市で、賑やかだ。特に空港から市内までの幹線道路の周辺には幾つもの「牡丹園」の看板が出ている。それ等の「園」の前の路上には何台もの乗用車が駐車している。
 
「洛陽は牡丹の町」。これから6月にかけて牡丹が最盛になる季節。丁度良い時期に来た。この町の牡丹園訪問も欠かせない。外の景色を眺め、そんなこんなを考えている内に洛陽駅前にバスは到着した。
 
 
 
 
洛陽空港到着ロビー。
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日本の地方空港よりは賑やかで、人も多い。
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 空港ビルの外ではタクシーが客待ちをしている。
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リムジーンに乗って洛陽市内に出る。
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幹線道路沿いには幾つもの「牡丹園」の看板が出ていた。緑はある方だ。
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