ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(31)中国最古のお寺「白馬寺」へ。

中国最古のお寺「白馬寺」は洛陽駅前から30分位の場所にある。
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初めて聞く名前のお寺だが、中国人には有名らしい。 http://static.app.widdit.com/images/features/searchwiddit.png
 
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麗々しい山門は最近になって作られたようだ。
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相当に大きな敷地を持つ寺だ。
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中国最古の白馬寺
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全国から団体旅行で来ているのか、お揃いの帽子を被っている。
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これは又別の部ループだ。
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人口の多寡から言って、日本とタイは仏教国で、韓国は儒教国なのかキリスト教国なのかよく分からない。同様に中国も道教の国なのか、果たして儒教を宗教と言えるのか、等々、国が大きくて掴みどころのない面もあるが、海岸地域で盛んな観音信仰や内陸部の知恵の佛、文殊信仰などを見ていると、この国も矢張り仏教国の一つとみてよいだろう。現に中国各地には今もなお大きな大官大寺が存在している。

これから行く洛陽郊外の「白馬寺」は、ガイドブックによれば中国最古の仏教寺院であり、創建は後漢時代の紀元68年となっている。当時洛陽は後漢の都であり、仏教が中国に伝来して最初に建立された寺院である。このお寺の由来は当時仏典を求め西域に行った二人の僧が白馬に乗せて教典を持ち帰ったとの謂れから来ているとのことである。

この寺はモーターバイクでも市内から20-30分の近い場所にあり、街から近いせいなのか、それとも中国各地から集まってきている参詣者、観光客なのか、大勢の人で賑わている。寺は人気があるのか、入寺料50元を徴収しているが、それでもこれだけの賑わいである。中国人には有名なお寺かも知れないが、当方に取っては初めて聞く名前のお寺だ。正直言って、洛陽に来るまでは、このお寺の存在すら知らなかった。

日本への仏教伝来は5-6世紀、飛鳥の蘇我の時代になるが、学校の教科書で教わったうろ覚えの知識からすると、仏教は後漢が滅んだ後の北魏の時代、朝鮮半島を経由するかして日本へ請来されたと記憶していたが、中国に於ける仏教の流布はそれよりも数百年も早い、既に後漢の頃には、こうしたお寺が建立されていた、と知ることは新鮮な驚きだった。矢張り旅に出て、実際の場所を歩かないと、こうした知識も得られないものだった。入口で記念の写真を1枚撮り、早速寺の中に入ることにした。
 
 
 
 
寺の中ではこうした健康相談所も開かれている。中国らしい。
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麗々しい山門が後方に見える。
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さてこれから寺院の中庭に入って行こう。
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人々は寺院の中に向かって行く。
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皆に倣って当方も記念写真を1枚。
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 さて皆と一緒に中に入ろう。
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白馬寺。いか程由緒あるものか・・
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