ちゃおチャオブログ

日々の連続

ビルマ・マンダレー特急旅行(43)マンダレーの裏通り。

運転手Myint氏はマンダレー郊外に出る前にガソリンを入れるべく、裏通りに車を進める。
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この辺りはヤカイン・パヤー寺院の裏手に当たり、多くの石仏店が並んでいる。
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実際にこの場所で石材を彫刻しているので、細かい石屑が舞い上がっている。
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ガソリンを注入してもらっているMyint氏。
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更に何百mも続く石仏通りを車は進む。
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マンダレー随一の大寺院ヤカインパヤーを出た運転手Myint氏は次にマンダレー郊外の景勝地、ザガインに向かうが、その前にガソリンの補給が必要になる。寺院を出た車は寺院裏の路地に入り、ガソリン小売店を探している。この町にもどこかにちゃんとしたガソリンスタンドはあるだろうが、多くは街の小売店で、ビール瓶程の大きさの瓶の中にガソリンを入れて小口販売している。

車が入り込んだ路地は丁度ヤカインパヤーの裏手に当たり、道路の両側には石仏屋が連なっている。現在制作中の石仏、既に出来上がって路上に展示されているもの、等々、数えきれないほどの石仏がある。以前ベトナムのダナン郊外、マーブルマウンテイン(五行山)の麓にあった沢山の石仏屋を思い出した。数の上ではベトナムの方が上か。しかしいずれにしてもこれだけの需要があるから、これだけ多くの石屋が仏像を彫っているのだ。

ビール瓶1本のガソリンの値段が幾らかは知らないが、いずれ700ml程度の量で、人々はその瓶を1本分買っては継ぎ足している。今日のMyint氏はお客を乗せて景気が良いのか、普通に入れる瓶詰のガソリンではなく、ガロン缶で入れてもらっている。今まで日本のスタンドでは普通満タンで入れるが、これからはセルフスタンドも流行し、必ずしも満タンではなく、こうした低開発の国のように、小刻みに入れるのが流行ってくるかも知れない。そうした意味でミャンマーとかタイの田舎では、流行を先取りしているのかも知れない。

車にガソリンを補充したところで、運転手はこの石仏屋通りの中程にある骨董店に案内してくれる。阪急トラピックスのツアーが観光の合間に買い物ツアーで土産店に立ち寄るようなもので、運転手としては気を利かせた積りでいるのかも知れない。しかし店内に入ってみたところ、商品は皆かなり高額なもので、その価値の分からない当方に取ってはとても手の出るものではなかった。店内をさっと回り、しつこく付いてくる店員を振り切って、車に乗り込み、次の観光地へ急がせた。
 
 
 
 
大きな石仏から小さな仏像まで、ありとあらゆる仏が売られている。
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今度は骨董店に案内された。
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通りの石仏をずっと見て来た目には、小さなものなら一つか二つ、買っても良い様な気分になる。
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店内には仏像、彫刻、民芸、骨董、等びっしり展示されていたが、どれもかなり高目の値段だった。
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店を出て車は一路郊外の観光地に向かう。
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