ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(34)白馬寺境内の草花。

この白馬寺にはかなり広々とした花壇が作られていた。
イメージ 1
 
 
 
満開期は過ぎたが、牡丹の花壇も大きく取っていた。
イメージ 2
 
 
 
僅かに咲き残りの牡丹も見えた。
イメージ 3
 
 
 
お寺の境内にこうした牡丹園があるのも珍しいが・・。
イメージ 4
 
 
 
先刻見た専業の牡丹園とは比べようもないが・・。
イメージ 5

 
 
今回の旅行は初めて知ることが多い。今訪問しているこの白馬寺も洛陽に来て初めて知ったが、この境内にも咲いている牡丹の花にしても、洛陽がその名所だったとは、この街にくるまでは知らなかった。

中国人と牡丹。実は中国人は梅よりも牡丹の方を好む、それはどうも唐の楊貴妃の頃から始まったようだが、その嗜好について知ったのは、大分後年になってからだ。日本人の桜と菊の関係に似ているかも知れないが、中国人は美人の代名詞楊貴妃と牡丹との類似性、疑似的な感覚も持っているのかも知れない。洛陽は隋の時代の都。その後唐になってから都は長安に移ったが、この町は副都としてその後も栄えていた。楊貴妃も一度ならずこの町にやって来ただろう。その頃からこの町の人は牡丹を栽培していたに違いない。今から1400年も前の話しだ。

さてその白馬寺を歩き、幾つかの堂宇に入り、数々の仏像に触れ、外に出ると、この境内にも花壇のようなものがあり、牡丹の花も植えられている。中国人の牡丹好きは、こんなお寺の中にまで入り込んでいる。ハスの池ではなく、牡丹の花壇。それが又何でも自国流に変えて行く中国人らしさでもあるが・・。

生憎牡丹は既に咲き終えて、茎だけツンと伸びて、姥桜ならぬ姥牡丹の様相を見せているが、それでも牡丹以外にチューリップとか、西洋花などが植樹されていて、目を楽しませてくれる。この花壇の奥、当白馬寺の最奥に蔵経堂があり、足もかなり傷んできたが、その石段を登り、いよいよ最後のその蔵経堂の中に入ることにする。
 
 
 
 
今は牡丹以外の草花が綺麗に咲き誇っている。
イメージ 6
 
 
 
中国にチューリップ? それもありかも。
イメージ 7
 
 
 
お寺とお花。案外良い取り合わせかも知れない。
イメージ 8
 
 
 
この寺の最奥には蔵経堂がある。
イメージ 9
 
 
 
蔵経堂、入ってみよう。
イメージ 10