ちゃおチャオブログ

日々の連続

9.21.(金・曇雨)オスプレイ初飛行。野田の再選。船戸与一「夜来香海峡」。

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今日、岩国基地に配備されたオスプレイが初飛行する。朝から各局テレビ局が生放送で中継している。まるで30年前の原潜か原爆保有の空母が入港してくるような大騒ぎを思い出す。大したニュースがないから、こうしたオスプレイの初飛行が大々的に取り上げられることは、平和な日本なのかも知れない。
 
オスプレイが危険だと言われている。そうした危険なヘリを住宅密集地に配備するのはまかりならんと。年がら年じゅう墜落していたら、それも言えるかも知れないが、米軍としてもそんな危険な飛行機は製造しないだろう。住民の事を考えるよりも先ずパイロットの消耗を考える。
 
そもそも普天間への配備にしても、辺野古ないし他の場所への移転は15年以上も前から課題であり、輸送機が沖縄国際大学に墜落して以降、この基地の危険性が指摘され、日米間で、辺野古への移転が決められていた。
それを履行しないで、ずるずると先延ばしし、結果的に米軍が普天間に居座り続ける状況を作ったのは日本政府であり、現地の行政府だった。
普天間は米軍のヘリコプター基地であり、ここがどこかへ移転しない限り、オスプレイはここに配備される。
行政の当局者なら誰でも分かっていることを、分かっていつつも何もして来なかったのは、行政の怠慢であり、無能の証左だ。
オスプレイ普天間に配備されて以降は、どうか墜落しないよう、イワシの頭に念じているがよい。
 
しかしマスコミのこの大騒ぎよう。何も核弾頭が何発も日本の基地に持ち込まれる訳でもなく、最新、最先端の航空機が配備されるだけのことで、大反対論が起きている。本来は喜ぶべきことではないのか・・。
 
 
野田の嘘つきが民主党首に再選された。圧倒的多数の支持を受けて。嘘つき代表を再選する民主党員の質も一蓮托生のものであるが、彼が選挙公約を堂々と反古にし、あちこちで平気でウソをつき、国民を欺いた政治家であるのだから、民主党員の良心としては、彼を再選させるべきではなかった。
代表に選任された直後のスピーチ、堂々としたもので、言っていることもまともだが、ただ、それは口先だけのことで、明日にも裏切られることは国民の多くが知ることになったから、空疎に響く。
来週は国連総会出席でNYへ行くと言う。止めてくれ!、嘘つき総理が日本を代表するなんてことは!
 
 
船戸与一「夜来香海峡」を読む。東北農家の中国人妻。その裏に潜む、ヤクザやマフィア、中国の黒幋の世界。現代の世相を表しているかも知れない。
 
 
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