９．３０（日・晴れ）だらしない片山晋吾。台風１７号。

 

台風１７号が関東地方に近付いているが昨日も今日も雨にならない。晴天とは言えないまでも、これ位の天気なら浅間へ行けたかも知れない。主日自宅。ッバイク「女の２４時間」を読む。流石短編の名手、読み始めたら、一気に読んでしまった。２４時間の女性の生き様。その中に彼女の人生のすべてが凝縮されている。

 

夕方から時々台風の強い雨が降る中、東海クラシックが行われる。片山晋吾、６アンダーの２位でホールアウト。最終をプレーするリューが１７番で大崩、トリプルを叩き、片山と並ぶ。３打差のあった片山からすれば、天から降ってきた全くの僥倖。

 

しかしサドンデスのプレーオフ、片山だらしなく韓国新人に敗れる。４年振りのツアー勝利をフイにした。全く覇気が感じられなかった。プレーオフを勝利し、４年振りに賜杯を手にする、との意欲はどこにも見られなかった。多くの日本人ががっかりしただろう。

 

１７番でリューがトリプルを叩いた時、こうしたプレーオフの結果を予想した視聴者は、リューに後一つ余分に叩いてくれ、そうすれば、プレーオフではなく、片山が勝利する。

 

しかし韓国人のリューの方が、片山よりも遥かに精神力が勝っていた。１８番をリカバリーショットでパーで終了、プレーオフでは難なく、片山を退けた。

 

昨日のだらしない片山を見ていると、今の日本の状況とダブって見えてきた。だらしない日本。嘗ての日本の勢いはどこへ消えてしまったのか・・。