ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(75)チェンマイ駅へ。

街中にある郵便ポスト(ตู้ ไปรษณีย์)。タイ国郵政省のもの。
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チェンマイ市警察本部。 สถานีตำรวจ(サターニー・タムルアット)と書いてある。
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チェンマイ市役所。
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市役所の前庭にある三人の英雄像。
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タイ国鉄チェンマイ駅。การรถไฟแห่งประเทศไทย สถานีรถไฟเชียงใหม่
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タイに最初の鉄道が敷設されたのは1893年、バンコクとその南東の隣接県サムットプラカーン(สมุทรปราการ・現在のスワーナブーム空港のあるところ)間の数十キロの距離だから、新橋(汐留)-横浜間よりも短いものだった。しかし日露戦争の10年前、日本の鉄道敷設の僅かに20年後のことだから、半植民地状態に置かれていたアジア諸国の中では、早い方だった。

バンコクチェンマイ間750キロが全線開通したのは、それから30年後の1922年だった。日本で言えば大正末年の頃だった。今回の旅行では見なかったが、前回博物館に来た時、開通直後に汽車に乗ってチェンマイまでやってきたシャム国王を歓迎する人々の大きな熱気がパネル写真から伝わってきた。それから15年、チェンマイ王国はシャム王国に吸収合併されることになったのだった。鉄道の延伸と支配権の確率。それは米国大陸横断鉄道、シベリア鉄道満州鉄道に限らず、19世紀の世界に於いてはどこでも言えることであって、このタイでも同じ様な軌跡を描いていた。

預けてあったリュックを取りにターペー門近くのGHまで戻り、チェンマイ駅に向かう。駅はピン川の向こうの市内からはかなり離れた場所にあり、流石に歩いては行けない。ソンテウに乗って、20バーツで交渉し、市内をぐるっと回って駅に向かう。市役所の前庭に、この町を作った3人の英明な王の銅像が誇らしげに立っていた。戦乱と平和、荒廃を繰り返してきたこの町も漸く人々は平和の時代を迎えている。僅か1泊のチェンマイだったが、いつ来ても良い町だと思う。
 
 
 
 
 
駅構内にあったチェンマイ市街図。 旧市街は四角の箱型で、周囲を城壁と堀で囲まれている。
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周辺の観光案内図。 近くには温泉場などもありますよ!
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駅のホーム。
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ホームで客待ちする人々。
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กาแฟ(コーヒー)、ไอศกรีม(アイスクリーム)、 เครื่องดื่ม(クルアンドウーム・飲み物)のショップもあった。
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