ちゃおチャオブログ

日々の連続

10.22.(月・晴れ)若い人の死。週刊朝日、ハシシタ記事。

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英語風に美術キュレーターなどと言うとかっこよく思われるのか、要は美術評論家学芸員のことである。そのキュレーターの東谷隆司さんという人が亡くなった。44歳。つい先日は町の経済学者の金子さんが同じ様な歳でガンで亡くなった。彼もまた41-2歳だったか。
 
丁度今日は大滝秀治さんの青山葬儀場での告別式。大滝さんは若い頃耳の病気とか、いろいろと病弱であったようだが、健康を回復し、87歳の高齢まで生き延びた。文化功労者も授与され、告別式には天皇陛下からの弔意文も届いていた。
 
健康とか人の一生、死ぬまでどこでどうなるか分からない。
 
午後から時間があり、先日の橋下発言、朝日の記者を取材から締め出し、会見場へも入れない、とする橋下氏の逆鱗に触れた元になった週刊朝日を読みに東センターまで行く。
 
成程、佐野さんにしてはかなり暴露的な内容の記事になっていて、橋下さんが怒り心頭になるのも分からない訳ではない内容だった。しかし、だからと言って橋下が朝日単独に名指しで言論を封殺するようなことをしてはならないし、又、それに屈した大朝日もだらしない。橋下に取材できなければ、記事にしなければそれで済むことではないのか。平身低頭までして権力にすり寄ることはなかった。
 
週刊誌を読むのは久し振りのことで、朝日のこうした問題でも起きなければ、読むような機会はなかったが、読んでみると中々面白い記事もある。
 
経済学者・藤巻健史氏の、GNP比など面白い。
1980年を100としたGNP比で、その後30年経った今、日本は僅かに1.9倍しか増えていないが、米国は5.4倍、隣の韓国は31倍、中国に至っては155倍も伸びている。日本の100倍の伸びである。
この驚異的な数字に驚くと共に、日本の停滞に愕然とする。これは正に政治が悪く、経済政策が失敗している証だ。その責任を政治家も日銀も、経済学者も誰も取らず、のほほんとしている。日本が世界からどんどん遅れ、置いてきぼりにされ、しまいには中国とか韓国に吸収されて、埋没してしまっても、誰も我関せず。日本はとうとうこんな国に成り下がってしまった。
マッカーサーの敷いた戦後教育が、こんな形で日本を蝕んできたのか・・。愕然とした。
 
その週刊誌の中に、著名人のガン闘病記も少し載っていた。
宮城県知事・佐野史郎さん64歳、俳優の佐藤B作さん63歳はまだ良いとしても、女優の仁科亜希子さん59歳、古村比呂さん46歳などはまだ若い。しかし今皆さんは、癌克服の途上にあり、戦い、且つ打ち勝っている様が記事にでていたので、秘かな応援を送った。
 
 
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