ちゃおチャオブログ

日々の連続

暴走大臣田中真紀子のちゃぶ台返し。

 
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小さな子供が親の言うことを聞かずにちゃぶ台をひっくり返し、親を慌てさせるのは、その場限りのひと騒動で済むが、一国の大臣が小さな赤ちゃんと同じような「ちゃぶ台返し」をしてはなりません。
 
今回の文科大臣田中真紀子氏の新設3大学の不認可決定は、マスコミその他から総スカンを食って、「ちゃぶ台返し」などという、幼児もやらないようなハチャメチャな行動として、全く不名誉な名称を奉てられている。
 
最近のマスコミは色々と誤報があったり、他人の写真を犯人として間違って配信したりと、信用おけない面が多々あるが、今回のこの真紀子氏の突拍子もない異常な決定については、マスコミ人の誰一人擁護する人もおらず、「お口あんぐり」、「又々真紀子氏か!」と、全くその場の状況を一言で表現する児戯「ちゃぶ台返し」を奉った次第で、多分今年の傑作語対象にノミネートされること間違いないであろう。
 
外務大臣を首になってから約10年、彼女も多少の人間的成長もあったのか、今回に関しては言いっ放しで後は知らん顔、ということではなく、塩らしく記者会見をし、「新たな評価基準を設け、再決定する」、と前言を修正しているが、それで収まらないのが大学関係者と入学志願者及びその家族だ。
 
文科省が大学設置基準を公開し、その基準に従って開校準備を進めてきた新設校の申請に対し、拒否・不許可できる唯一の条件は、その基準を満たしていないことであり、大臣だからと言え、個人的な考えで恣意的判断をしてはならないのは、子供でも分かる論理である。そうした論理の理解できない子供以下の幼児だけが、ちゃぶ台をひっくり返し、大騒ぎするのだから、マスコミの彼女に対する敬称は当たっている。
 
国民の目から見ても子供以下の判断能力しか無い人間を文科省という国家の基軸になるべき重要閣僚に据えた野田総理の責任は重大である。まあこの任命も、裏を見れば自身の党首選の論功褒章だったのかと指摘されれば、何も言うことはないのだが・・。
 
処で、教育は国家の礎であり、国家100年の運営に際し、その方向性、内容、あり方は、真に重要である。マッカーサーはこの先日本が再び強国にならない為、教育面から日本人の愚民化政策を図った、との巷間のうわさもあるが、その真偽は別にしても、日本人の優秀さを削ぐために、教育面から馴化していくと言うことはありえないことではなかった。
 
考えてみれば、2.26事件で反乱軍の防弾に斃れた重要閣僚、軍人の中に渡辺陸軍大将・教育総監が含まれていたが、陸軍に於いてこの教育総監参謀総長陸軍大臣と並び、陸軍三長の重要ポジションで、帝国陸軍としては、軍人の教育を最重要視していた証左でもある。
 
軍人に限らず、一般平民に対しても、明治天皇教育勅語を発布して、教育の発展と向上を願っていたのは、戦前の日本人なら誰でも知っていることであった。
 
一野田内角はそうした教育の重要性を顧みず、お粗末極まりない暴走大臣、田中真紀子氏を任命した過失責任は重大であるが、彼女も又、もう一人の田中同様、急病になって早い段階で辞任した方が、この国の為になる。彼女が辞任さえすれば、覆水は速やかに元の盆に戻るのである。それが物の道理でもある。
 
 
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