エレベーターに乗る途中のトンネルの中から、外の滝の様子が見られる。
巨大な水量だ。 轟音がトンネル内にまで響いてくる。
エレベーターを待つ人々。
このトンネルは2008年に作られているから、まだ4年しか経っていない。
トンネル内に掲げられている春夏秋冬の滝のパネル。
約60m程の標高差を一気に上がり、滝の上部の展望台に出る。
ああ、素晴らしい段差のついた滝だ。
それに水量も豊富だ。
今日は茨城県民の日で、通常は350円取られるエレベーター代も、今日に限ってはフリーパス。200m程もある長いトンネルに入り、先に進むと、前方に凄い人の列。既にバスの中で添乗員から今日は大勢の人出が見込まれ、エレベーターに乗るまでに20-30分かかる覚悟をしておくように言われたが、その通りだった。
トンネルの中からは所々開口部があって、外の滝の様子が見られる。並んでいる列を離れられないので、中側から外の様子を眺め、写真を撮る。30分も待たねばならないかと、半分諦めかけていたが、2台のエスカレーターは交互にフル回転。4列の順番はどんどん捌け、10分も待たずに上の展望台、何故かここを第2展望台と呼んでいるが、その滝の上部のテラスに運んでくれた。
圧巻!迫力!間近で見る袋田の滝は、水量豊富で段重ねの白い帯が幅広に流れている。華厳の滝はエレベーターで逆に下に降りたが、ここでは滝の上に上がって、上部から見られる。それに距離も華厳よりは近いようだ。轟音の響きも良い。日本の3大名瀑と言ってもよいだろう。ナイアガラの巨大な瀑布、ヨセミテのグレーシャーフォールから比べたら、まるで子供のような規模の小ささだが、それでも日本的でよい。
西行も平泉に行く途中か帰り、この滝を見たと言う。西行の歌までは知らないが、この滝は春夏秋冬、4回来て見なければ真の姿は分からない、と言われた。旅の途中とはいえ、こんな山奥までやってきて、滝を眺める情熱に感心する。今度時間があったら、ここでどんな歌を作ったのか、調べてもみたいものだ。
1時間半という時間が限られた中でのツアー。いつまでも展望台で眺めている訳にも行かない。展望台からエレベーターで下って、今度はトンネルではない山側の道を歩き下山する。ここからの山肌に半分ほど隠れるようにして流れ落ちる滝の姿も侮れない。日本の秋の味わい。滝と紅葉は全く日本的な良い取り合わせだった。
トンネルの中からは所々開口部があって、外の滝の様子が見られる。並んでいる列を離れられないので、中側から外の様子を眺め、写真を撮る。30分も待たねばならないかと、半分諦めかけていたが、2台のエスカレーターは交互にフル回転。4列の順番はどんどん捌け、10分も待たずに上の展望台、何故かここを第2展望台と呼んでいるが、その滝の上部のテラスに運んでくれた。
圧巻!迫力!間近で見る袋田の滝は、水量豊富で段重ねの白い帯が幅広に流れている。華厳の滝はエレベーターで逆に下に降りたが、ここでは滝の上に上がって、上部から見られる。それに距離も華厳よりは近いようだ。轟音の響きも良い。日本の3大名瀑と言ってもよいだろう。ナイアガラの巨大な瀑布、ヨセミテのグレーシャーフォールから比べたら、まるで子供のような規模の小ささだが、それでも日本的でよい。
西行も平泉に行く途中か帰り、この滝を見たと言う。西行の歌までは知らないが、この滝は春夏秋冬、4回来て見なければ真の姿は分からない、と言われた。旅の途中とはいえ、こんな山奥までやってきて、滝を眺める情熱に感心する。今度時間があったら、ここでどんな歌を作ったのか、調べてもみたいものだ。
1時間半という時間が限られた中でのツアー。いつまでも展望台で眺めている訳にも行かない。展望台からエレベーターで下って、今度はトンネルではない山側の道を歩き下山する。ここからの山肌に半分ほど隠れるようにして流れ落ちる滝の姿も侮れない。日本の秋の味わい。滝と紅葉は全く日本的な良い取り合わせだった。