ちゃおチャオブログ

日々の連続

高尾の紅葉(5)有喜寺山門の紅葉。

パゴダ霊園から本道に戻ると、又々凄い人の波だ。
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ああ、事故運休の新宿駅ホームよりも混んでいる。
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参道の杉並木を通り過ぎた先に「十善戒」の立札がある。この中の一つでもできたら良いのに・・。
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その前の杉木立の間を通し、下界を眺める。
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ああ、山門の横が見事に紅葉している。
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別格本山高尾薬王院有喜寺役行者小角が伊豆に島流しになったころ、夜な夜なこの寺とか奥多摩にある御岳神社にまで出張って来ていたという伝承があるので、この寺も神社も8世紀の頃には、既に名の通った、由緒ある神社仏閣であったに違いない。ちなみに現在の御岳神社は武蔵総社でもある。

別格本山という格式高いお寺であるが、そもそもこの寺の大本山真言宗種智院で、真言宗系のお寺である。真言宗智山派といえば、この近くに
高幡不動尊があるが、そこも又別格本山となっている。この高尾山・薬王院には、タイ国王から贈られた仏舎利を奉納するパゴダが建っているが、高幡不動尊にもいつの頃渡来したのか、珍しいタイの仏像が奉納されていて、時々ご開帳されている。どうもこの真言宗上座部仏教とは、どこかで繋がりがあるのかも知れない。

さて、パゴダ霊園より再び本道に戻ると、さっきよりも更に多くの登山者がやってきている。ケーブルカーで、せっせせっせと送り込まれているに違いない。サル園の手前に休憩茶屋があるが、そこも又大瀬の人で大賑わい。みたらし団子、じゃない
高尾団子を食べたり、こんにゃくおでんを食べたりしている。

人ごみを分けるようにして前に進み、樹齢800年以上もある天然木遠物の巨大な杉並木の参道を通り過ぎるといよいよ有喜寺の山門前に出る。おっと、その前に「十善戒」があるので、目だけは通して置かないと。と言っても全く身につかないことではあるが・・。

ああ、凄い、素晴らしい。山門を潜る直前、その山門にかぶさるようにして、見事な紅葉が燃えている。全く今が一番の見事さだ。純粋無垢の色と言うのは、この紅葉を言うのだろう。大勢の人が足を止め、写真を撮っている。今年一番の紅葉に違いない。
 
 
 
 
ああ、これは素晴らしい。
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丁度良い色合いに染まっている。
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丁度良いタイミングにやってきた。
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瓦屋根に架かる紅葉も風情があってよい。
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ここでこの紅葉を見れれば、あとは云うことも無い。
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