ちゃおチャオブログ

日々の連続

さまざまなタイ旅行(79)「サナームルーアン」(สนามหลวง)。

ワットラカン寺に集まる鳩の群れ。
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参詣者のタンブン(ทำบุญ)によりまるまる太っている川の魚。
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遠方に「暁の寺」、「ワット・アルン」(วัดอรุณ)の尖った尖塔も見える。
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ピンクラオ橋の袂に建っているツインのマンションは良いランドマークになっている。
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ワット・プラケオ(王宮寺院)を対岸の方から眺める。
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フェリー着き場、「ターチャーン」(ท่าช่าง)の直ぐ前に王宮がある。
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川向こうのトンブリ地区まで出たのは、ワット・パークナム(วัดปากน้ำ)へ行き、そこで修業している日本人僧・平田師に会うためであった。しかしフェリーで対岸まで出たのは良いが、その先から行く方向が分からない。以前来た時は、このチャオプラヤー(แม่น้ำเจ้าพระยา)の川べりの直ぐ近く、対岸にさえ渡れば、直ぐにも歩いて行けそうな距離だった。しかし、道行く人に「ワットパークナム!」と聞いても、発音が悪いのか、一向に通じない。有名なお寺だから、道行く人が知らない訳はないと思うのだが、通じない。

已む無く、フェリーで下りた直ぐの場所にある「ワット・ラカン」(วัดระฆัง)を見学することにしたが、この「ラカン寺」も万国ではかなり有名なお寺である。日本にも「羅漢寺」という名前のお寺が全国各地にあるが、この「大鐘」の「ラカン」と「阿羅漢」とは語韻が似ているだけでなく、何かの共通項があるようにも思え、親しみを覚える寺だった。

川を渡るフェリーを待つ間、参詣に来た人々が、川の魚に餌をやったり、放魚をしている。この魚は以前平田師より、「プラ―サワイ」(ปลาสวาย)と聞いていたが、スズキ(鱸)に似た黒いうろこをうねらせて、人々の投げる餌に食らい付いてくる。又、鳩も沢山やってくる。トウモロコシの粒を放り投げるたびに、鳩がわさわさ羽根を音立てて、競争で餌を啄ばむ。

タンブン( ทำบุญ)。鳥も魚も人も一体になった平和な光景だ。生きることに何の悩みがあろうか・・。そうこうする内にフェリーがやってきて、王宮前広場の波止場に戻る。川から眺める生鮮市場、王宮寺院・ワットプラケオ( วัดพระแก้ว)、サパーン・ピンクラーオ橋(สะพาน) の袂に建つツインのマンション、等々、珍しい眺めだ。

物の5分もしないで、「ターチャーン」(ท่า ช้าง)、「象の波止場」に到着し、王宮前広場、「サナームルーアン」(สนามหลวง)を歩く。ここはいつ来てもタイらしい場所だ。人々は伸び伸びと芝生に横たわり、昼寝をしたり談笑したり。或いは物売りが寄って来ては、押し売りを迫る。遠くでは何かの催しをやっているのか、人が集まり、拡声器の音が響いてくる。又々何かの建物を立てている。これから又大きな興業でも始まるのか・・。一晩ここで野宿をしたら、実に気持ち良いだろう。
 
 
 
 
王宮に向かう観光客。
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王宮前広場に面する最高裁判所、「ศาลฎีกา」(サーンテイカ―)の建物も見える。
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最高裁入口と守衛。
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王宮前広場は、広々していて気持ちが良い。
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正面には王宮、寺院(วัดพระแก้ว)の屋根も見える。
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この広場では今日もまた何かの催しが行われているようだ。
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