ちゃおチャオブログ

日々の連続

高尾の紅葉(6)薬王院・有喜寺にて。

続々と参詣に向かう人々。
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本殿の石垣に咲く紅葉。
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社務所の後ろの紅葉も見事だ。
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奥ノ院に向かう石段の途中から本殿の参詣者を見る。
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年末年始、この寺にお参りにきたことはないが、多分こんな感じだろう。
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全国に薬師如来を祀る寺院は多い。有名な所で、奈良の薬師寺、福島飯坂の医王寺、それからこの高尾山薬王院。その多くは聖武天皇時代、母親の病気平癒を願い、建立されたものが多い。お寺の名前に薬の名前がついていれば、ご本尊は薬師如来と思って間違いない。同じく聖武天皇の命により全国に建立された国分寺の殆どの主本尊が薬師如来であるのと同様である。

ここ薬王院もそれに違わず、聖武天皇の御代、行基により建立されたという言い伝えが残っている。病気を治す仏様。今も昔も病気に苦しみ、薬師にすがる気持ちは変わらず、多くの参詣者を集めている。この寺は又天狗でも有名で、行者の修業道場もあるが、信州飯縄高原修験道と結びついた山岳信仰の行者場でもある。

紅葉に縁どられた山門を潜り境内に入る。大勢の人が拝殿に向かっている。今日は秋の行楽を兼ねてのお参りだ。ここへ来るまでの山道で、茨城からやってきたという家族連れに遭った。朝6時前に支度を出て、筑波エキスプレスで流山まで来て武蔵野線に乗り換え、国分寺まで出て、更に高尾で京王線に乗り換え、3時間かけてやって来たと言う。高尾は初めてとのことで、暫らく山道を一緒に歩き、高尾の良さを説明してやった。

お寺の境内の石段の横にある紅葉も例年見事だ。それを期待して参会所、社務所の前を通り過ぎ、石段の所まで来ると、期待通りに紅葉が真っ赤に燃えていた。皆人々も石段で足を止め、その紅蓮に見とれている。「高尾の紅葉」。この寺のここの紅葉が燃えてこそ、冠せられる名前だ。
 
 
 
 
奥ノ院の横の紅葉。
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この石段横の紅葉も見事だ。
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うーん、ここも山門もパゴダ霊園も甲乙付け難い・・。
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奥ノ院横の紅葉。
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良かった・・。今日この山に上れて。
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