ロップリーのこの辺りの平原も当時は水浸しになったに違いない。
段々アユタヤの駅に近付いてきた。
ホームに看板が出ているが、遠くて駅名は判読できない。
又どこかの駅を通り過ぎていく.
幾つかの駅を取りすぎる。
この辺はもうホーム全体が水没したに違いない。
かなり貧しげな住宅が見えてきた。
直ぐ隣に川もあるが、良く流されずに済んだものだ。
まだゴミは充分に片づけられていない。
アユタヤの南の工場地帯に入って来た。
後1-2回で本件旅行記を終了すべく写真を整理していたら、大変な間違いをしていた。旅行中に撮影した写真の保存方法がまずく、撮影済みの写真を別のホルダーに保存していて、旅行記終了間際になって、未掲載の写真が幾つも出てきた。初校して1年も経つと、こういうことはある。自分で撮った写真でも、保存方法が悪いと撮ったことすら忘れてしまう。
修了直前ではあるが、折角撮った写真、少し前に後戻りし、タイムマシーンで逆回転するようにその幾つかを掲載して行く。取り敢えずは、列車の中で去年の水害に見舞われた沿線風景の場面から戻ることにした。
この辺りには多くの日本企業も進出している。東陶の名前など見える。
川と運河の国。ちょっと大雨が降り続くと、川も溢れる。
又大きな駅を通過する。
大きな倉庫の前のバラック。へばりつくようにして建っている。
沿線沿いには貧しげな住居が続く。
これでも貧しい人の普通の生活かも知れない。
段々バンコクに近付くと共にゴミの山が増えてくる。
ここはもう完全にゴミ捨て場になっている。
ぎょっとするような散乱状態。
漸くバンコク郊外の駅を通過する。ここはドンムアンか。