ちゃおチャオブログ

日々の連続

ビルマ・マンダレー特急旅行(58)ヤンゴン下町の街歩き。

タクシーの窓から街並みを写す。
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前方にスーレーパヤーの仏塔が見えてきた。ここから歩くことにする。
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陸橋の上から仏塔を眺める。以前は、コンな高層ビルなど無かったのに・・。
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にょきにょきと高層ビルが建ってきて、この町も近代化の波に洗われている。
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古い建物は壊され、そこには又新しい高層ビルが建設される。近代化、標準化の波はこんな後進国にまでどんどん押し寄せてきている。
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今朝の旅行記には詳しく書かなかったが、今朝このCorollaホテルにチェックインする前、3日前に宿泊したTamadaホテルへ行ったのだが、Agodaで35ドルで予約した先日の部屋は空がなかった。代わりに55ドルの部屋をオファーされたが、高すぎる。そこで又タクシーを走らせ、韓国人経営のレインボーホテルへ行ったのだが、ここも満室とのこと。それでやむを得ず、空港近くのホテルと指定して、ドライバーに連れてきてもらった次第だった。ミャンマーが今観光ブームなのか、ビジネス勃興期なのかは知らないが、外国人のニーズに対し、部屋数が圧倒的に少ないようだ。

まあ、兎も角温水シャワーを浴びてさっぱりし、眠気や疲れもどこかに飛んで、先日回れなかった市内観光に出かけることにした。35年前、初めてこの町に来た時に見た下町の寺院、スーレーパヤーを見るべく、そこに向かう。当時も今も道路の真ん中に燦然と輝く金色のパゴダを見て、この貧乏国ミャンマーにどうしてこのような金綺羅の仏塔があるのか、大いに疑問に感じたものだったが、その後、タイやその他の上座部仏教国を回ることにより、この国の人々の宗教に対する深い帰依の気持ちを知ることに依り、そのチグハグさも理解できるようになった。

タクシーは下町の広い直線道路に差し掛かかると、前方に目的のパゴダが、地面からニョキと姿を現したように金色の仏塔を見せている。運転手にはここで車を停めさせ、ここからパゴダまでは歩いて行くことにする。30寸年前の喧騒を思い出すようにして通りを歩くが、変わらないのはその金色に輝くパゴダだけで、町並みも以前よりは幾分整備され、先ずもってその砂埃の少なさには、往時と比べ着実に近代化の道を歩んでいることが実感できた。

物も豊富だ。色々なものが売られている。今この町で一番人気が高いには携帯電話かも知れない。あちこちに店があり、「DoCoMo」に似せた看板なども見える。テレビは普及しつつあり、自動車はまだ高く手が出ないが、次に欲しいものは電話かも知れない。電話回線網が充分発達していないこの国にあって、いつでもどこでも話しができる携帯電話は、彼等にとって魔法の箱かも知れない。そんなこんなを考えながら、目的のスーレーパヤーに到着した。
 
 
 
この辺りがメインの繁華街になっているようだ。DoCoMoの看板も見える。
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携帯電話の屋台と人々。
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こうしたイスラム的な建物を見ると、100%仏教国でもないようだ。
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スーレーパヤーの前では放鳥用のスズメが売られていた。
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放鳥された鳥なのか、寺院の前で遊んでいる。
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