朝から小雪。ドカ雪を警戒していた向きは、直ぐ溶けそうな淡雪で、折角の準備にがっかりされたかもしれない。特にJRなどは成田Expを運休したり、湘南ラインをストップしたが、大雪を予想した過剰反応もやり過ぎだ。
気象庁のソロモン沖地震と津波の襲来に関してもそれは言える。日本国内の太平洋岸に大きな津波が襲ってくると、大袈裟な観測の元、沿岸住民を退避させたり、防災無線で夜中まで騒々しくしていたが、現実に来た津波は硫黄島の20cm、八丈島の微弱程度で、それは18時頃のことで、気象庁はその後も警戒警報を解かず、真夜中に及んだ。
太平洋上には津波を観測するブイも設置され、もっと早い段階で津波の高さはそれ程高くないことは早い段階で分かっていた筈だが、役人の責任回避の悪い面がここにも出てきて、大袈裟な警報を出すことによって、もし何かあっても責任を問われない、とする、科学者的でない発想が根にあった。
そんな気象庁観測官なら辞めて田舎で釣りでもしていた方が良いだろう。
責任を取りたがらない小役人が日本中に蔓延し、日本をどんどん悪くさせている。組織の中には課長、部長、等のリーダーがいる筈だが、そうしたリーダーシップが発揮できない。彼等も又リーダーシップを発揮しようともしない。
昨日のJRの運休、津波予想の結果をみていると、今の日本の行政にがっかりさせられるし、この先もいよいよ酷くなるかもしれない。