盤陀岩に近付くと、随分と大きな岩だ。石舞台よりも更に大きい。
案内文によれば高さ27m、確かに大きい。
ペアになっていて、こちらは「心字石」。
山頂には簡易トイレも備わっている。
山の反対側に向かって暫らく歩くと急に視界が開ける。山間に薄っすらと観音像が見える。
ああ、山の反対側の町並みが良く見える。フェリーターミナルの辺りだろう。
山頂の大岩「磐陀岩」のそば近くまで来ると、山道はここで終わりかと思っていたのだが、まだ先の方へ続いている。下の案内図にもあったが、この遊歩道は、ぐるっとこの山、「西天景区」を一周しているようだ。時間がないので一周はできないとしても、山の反対側の風景がどうなっているかも興味がある。山頂のお寺は帰りにも寄れる。お寺は後回しにして、ちょっと反対側まで行ってみよう。
山道は暫らく平坦地が続いたが、段々下り坂になって行く。このまま下って行くとそのまま山の反対側に下りてしまうかも知れない、と心配しつつ歩いていると、樹林が切り開かれて、突然視野が開ける。山の反対側が遠くまで見渡せる。昨日ケーブルで登ったこの島で一番高い山「佛頂山」が霞の中に見える。標高は約300m程の山だが、ここから見ると日本アルプスの中の2000m級の山に見えなくもない。
眼の下には島一番のお寺「普済寺」の長い参道も見える。お寺自体は山陰に隠れて見えないが。こうしてみるとこの島にはこんなに沢山なアパート、団地があったのか。昨日の夜は静かなものだったが、人口密度の点から言うと、ここは矢張り中国の一部だ。何万人と言う人が住んでいるに違いない。
近くの丘の上には別の観音も立っている。この島は実に観音様の島だ。随分昔に日本の僧が五台山から観音様を持ち帰って、日本に運ぼうとした際、嵐に遭ってこの島に漂着し、観音様は日本に行きたくないのだ、この島に残りたいのだと悟り、島に置いて帰国したが、以来この島は観音信仰の霊場となった。昨日訪れた海岸近くのお寺「不肯去観音洞」がその漂着した場所だ。
島の景色を眺め、あれこれ思いを巡らせていると近くに人の気配がする。地元のお婆さんが破竹を採っている。小さな竹藪が続いていたが、丁度5月、日本でも今頃は破竹が盛んに目を出す頃だ。柔らかくて美味しそうだ。言葉も通じず、写真を撮らせてもらったが、当方が日本人と分かっただろうか・・。こんな山中まで入り込む日本人旅行者などは殆どいないだろう。相手のお婆さんも驚いたに違いない。と見ると、更に先に別の人もいる。漸く、早朝から普通の朝の時間になり、地元の人も山に入りだしてきたのか・・。
山道は暫らく平坦地が続いたが、段々下り坂になって行く。このまま下って行くとそのまま山の反対側に下りてしまうかも知れない、と心配しつつ歩いていると、樹林が切り開かれて、突然視野が開ける。山の反対側が遠くまで見渡せる。昨日ケーブルで登ったこの島で一番高い山「佛頂山」が霞の中に見える。標高は約300m程の山だが、ここから見ると日本アルプスの中の2000m級の山に見えなくもない。
眼の下には島一番のお寺「普済寺」の長い参道も見える。お寺自体は山陰に隠れて見えないが。こうしてみるとこの島にはこんなに沢山なアパート、団地があったのか。昨日の夜は静かなものだったが、人口密度の点から言うと、ここは矢張り中国の一部だ。何万人と言う人が住んでいるに違いない。
近くの丘の上には別の観音も立っている。この島は実に観音様の島だ。随分昔に日本の僧が五台山から観音様を持ち帰って、日本に運ぼうとした際、嵐に遭ってこの島に漂着し、観音様は日本に行きたくないのだ、この島に残りたいのだと悟り、島に置いて帰国したが、以来この島は観音信仰の霊場となった。昨日訪れた海岸近くのお寺「不肯去観音洞」がその漂着した場所だ。
島の景色を眺め、あれこれ思いを巡らせていると近くに人の気配がする。地元のお婆さんが破竹を採っている。小さな竹藪が続いていたが、丁度5月、日本でも今頃は破竹が盛んに目を出す頃だ。柔らかくて美味しそうだ。言葉も通じず、写真を撮らせてもらったが、当方が日本人と分かっただろうか・・。こんな山中まで入り込む日本人旅行者などは殆どいないだろう。相手のお婆さんも驚いたに違いない。と見ると、更に先に別の人もいる。漸く、早朝から普通の朝の時間になり、地元の人も山に入りだしてきたのか・・。
前方に深い山並が続く。
あの一番高い山は昨日登った「佛頂山」だ。
先ほどの海岸線の延長がここからも見える。
かなり建物も混み合っている。
ああ、直ぐ下に普済寺の山道が真っ直ぐ伸びている。
山頂近くのやぶの中で何かを採っているお婆さん。
見せてもらうと破竹のようだった。
前方に又別の人がいる。こんな山中で何をしているのだろう・・