ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南10都市巡りの旅(33)西塘にある屋根付橋。

西塘運河の最後は「送子来鳳橋」を渡って終了となる。
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この橋の謂れについて陳さんがいろいろと説明していたが、現代橋では情感も薄れる。
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屋根付の橋。かなり大きなものだ。
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嘗てこの橋と運河を舞台にトムクルーズ主演のアクション映画が撮影されたそうだ。
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橋の袂で同行のネギさんと。
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マジソン郡の屋根付の橋ではないが、この水郷の町にも屋根付の橋がある。屋根付の橋はロマンを掻き立てる場所かも知れない。人の出会いがあって、別れの場所。橋というのは端からきていて、一方の端、他方と他方を結びつけ、又去って行く橋渡しの場。

ここ「西塘」にある屋根付き橋は「送子来鳳橋」と言って、この地方では有名らしい。陳さんの説明では、この町の出身者で科挙に合格し、晩成した人がこの町のこの屋根付の橋を贈ったとのことである。その後町の人々はこの橋の上で科挙の試験に向かう人を送り、又、失意に沈んだ人を迎えたという。そうした歴史的な橋であったが、何世代か建て替えられて今はコンクリートの橋になっているのはやや興醒めだ。

それでもこの橋と水郷はこの地方では今も尚有名らしく、以前ハリウッド映画のロケ地にもなったとのことで、トムクルーズの大きな案内板もかかっていた。何か水上ボートでここの運河を走り回ったアクション映画のようだが、古い町並みの情景と近代的なアクション、その取り合わせは案外マッチしているかも知れない。こうして約1時間、古郷の街を周遊し、上海に向かうこととなった。
 
 
 
 
西塘運河巡りもそろそろ終了となる。
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多分もうこの町には来ることも無いだろう。
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この情景を目に焼きつけておかなければ・・。
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あれ、何だあの空瓶は?? 中国人も風流だなあ・・
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約1時間の周遊を終え、バス駐車場に戻る。
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