曇り空だったが、昼前から小雪がちらつく。本当に春の雪で、ふわふわ綿菓子のように舞ってきては、直ぐに溶けてします。底冷えのする１日だが、もう春の雪。１日１日暖かくなる。
今日も参院予算委中継。元自民参院会長の片山虎之助が何とかの党の代表で質問に立つ。先日の石原さんの場合は都知事からの転身だから、まあ、少しは許せるが、こうした虎之助のような自民の重鎮、政界に名を成した人間が、自民を離れ、あっちこっち移動し、大きな顔を晒しているのはみっともない。来るしくとも自民に残るか、政界を去るかだ。落選した田中真紀子も然り。自民の総裁までやったオヤジの娘が反対党へいくなどとはもっての他。今回落選したのだから、そのまま政界を去ると良い。
新しい民主の顔と思っていた海江田万里。２０年位前の安具楽牧場、肉牛投資の件で、被害者団体から訴えられた。当時海江田は著名な経済学者で、この牧場の出資者集めに旗振り役を務めていたようだ。
経済は結果責任。この運営が上手くいって、出資者も儲かっていれば、逆に皆さんから喜ばれていただろうが、牧場が倒産し、出資金が戻ってこなくなったら、当然皆さんから批難される。自分に責任があろうがなかろうが。
裁判で争うようだが、有責、無責は横においても、当人としては道義的責任を感じ、且つ、誠意ある対応をすべきだ。今なお民主が第一党で、もしも彼が総理の座にいたら、又日本の政治は空転し、空白になるところだった。
一時は、彼の経済学者としての能力を高く買い、先般の党首選でも傍から声援を送っていたが、裏側にこんな山師的な面があったとは、つい今日の告訴事件を知るまでは分からなかった。人間は分からないものだ。
