ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(12)ビエンチャンの「凱旋門」、「パト―サイ」。

タラートサオ市場の後、パトーサイに向かう。
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ラオス語の「パトーサイ」は「凱旋門」という意味。
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パリの凱旋門を模して作られた。
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この屋上からはビエンチャン市内が一望できる。遥か先にメコン川も見える。
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8方向の道路がこの凱旋門に集中している。
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この先の白い建物は大統領官邸か・・
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先刻GHからタラートサオ市場に来る途中、大きな通りの左側に見えた、凱旋門のような大きな建物。ラオス語で「パトーサイ」、ここは以前はタイ語で「アヌサワリ―」(อนุสาวรีย์・記念碑)と呼ばれていたが、いつの頃からかラオス語で呼ばれるようになった。

バンコクには有名なモニュメント「戦勝記念塔」(アヌサワリ―・チャイサモーラプームอนุสาวรีย์ชัยสมรภูมิ)があり、BTSの駅にもなっているが、この「パトーサイ」もラオスの「記念塔」である。但しここではバンコクと違って「戦勝」ではなく「戦没者慰霊塔」である。

「パトーサイ」は市の南側、メコン川に近い繁華街と北部の王立寺院「タートルアン」のほぼ中間位の場所にあり、高層ビルのない扁平な町のビエンチャン市内からでは、大体どこからでも見えるような場所にある。これから「パトーサイ」を見て、その足で「タートルアン」へ行く予定になっているから、丁度良い場所にある。

20円か30円のごく僅かな入場料を支払って塔の上に登る。この最上階からはビエンチャン市内が一望で、約1キロ先のメコン川も良く見える。周囲に山が無いから、平らな街並みが遥か先まで続いている。この光景だけは何年経っても変わらない。長閑な、平和な光景だ。

3年前は時間がなく、この塔に登らなかったが、5年前、最初に来た時、ここの3階の土産物店で、ラオス織の上着を何枚か買って、知人にお土産として持ち帰ったこともあった。民族調なデザインで皆さんからは喜ばれた。今回は、これから先、中国の雲南まで行く予定でいるから、大したお土産は買えない。最上階の土産物店で、螺鈿細工のコースターと万能ナイフを買う。こうした小物だったら、荷物にはならないだろう。

凱旋門の周辺は綺麗な公園に整備されていて、その下のベンチに腰掛け、凱旋門を眺める。この国の独立にかける意気込み、誇り、前進、といったようなものを感ずる。ここの空間は、当方にとっては、嘗ての護岸工事が行われる以前のメコン河畔同様、ビエンチャンと聞くと、直ぐにも思い浮かぶ場所だった。
 
 
 
 
凱旋門の下は綺麗な公園に整備されている。遠い先にタートルアンがある。
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周辺には大使館、中央官庁などが集まっている。これはタイの大使館か?
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高級ホテル、米国大使館、ベトナム大使館等も集まっている。
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屋上階の土産物店。
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タワー1階の天井画。
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凱旋門をバックに記念写真。
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