前回、富士見台まで行く予定だったが、足腰がまだ十分ではなく、途中で引き返し、結局城山で昼飯とし、その後、松竹から登ったりして、数回、城址に来たが、その都度、行かずそびれていた。
今回は山さんの足の調子も良さそうで、意欲満々、最初から富士見を狙うことにした。
城山を通り越し、いよいよこれから未知の世界に入り込む。十数年前、この山道を通り、人馬まで歩いたが、記憶は薄れている。しかし、山道にはしっかりした踏み跡もついていて、山に迷うこともない。
土曜日とて、それ程人は出ていないが、ポツンポツンと人に行き交う。全く自然のままに残された山林。深い山の雰囲気は充分だ。
１１時に登山を開始し、富士見台に着いたのは、大よそ１時。約２時間の登山、標高５５０ｍではあるが、登山の雰囲気は抜群である。
お昼に、昨日作ったタイの煮豆を食べ、焼き芋を食べ、星さんのＹｏｋｍｏｋは美味しいお菓子なので、山さんの奥さんに持ち帰ってもらう。
久し振りに味わった山の雰囲気、フィトンチット、こうした天然自然の中に身を置ける贅沢、三人とも、今日の登山は大喜びだった。
下山の途中に一部危険な場所があったが、慎重に下山し、３時、無事に下り降りる。山さんも自信がつき、今度は夕焼け小焼けまでの長途を挑戦するとのこと。これから陽気も良くなるし、山歩きが楽しみな季節になってくる。
