ちゃおチャオブログ

日々の連続

江南10都市巡りの旅(34)西塘での昼食、「田舎料理」。

西塘の運河沿いの道をあるき田舎料理の店に行く。
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清明時代から続いている町並み。
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路地の奥に入ったところに中庭に囲まれた料理店があった。
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四合庵風の中庭に面して、そのレストランはあった。
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入口の飾りが如何にも中国らしい。
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さあ、これから田舎料理が始まる。
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バスも残りは上海までの1時間程。ビール1杯位は大丈夫でしょう。
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江南の水郷巡りはここ西塘で最後となる。この町の中にある田舎料理店で昼食を食べ、その後は上海に戻り、上海郊外の七宝鎮に立ち寄って、ホテルにチェックインとなる。

トムクルーズのアクション映画の舞台にもなった屋根付橋を渡り、更にこの西塘の曲がりくねった古い町並みを歩き、全く突然に路地の奥の中庭に入ると、そこが「田舎料理」のレストランになっていた。随分小さなレストランで、一部屋しかなく、当方の団体10数名が二組のテーブルを囲むと、それでもう一杯になる位の部屋だった。

中庭には井戸もあり、長屋風の3階家が庭を囲んでいる。何か四合庵の感じの造りであるが、その部屋を食堂に改造した感じで、これが所謂「田舎風」というものか。成る程、出てきた食事もこの辺りの野菜、食材を利用した家庭料理風のもので、味付けもあっさりしたもので、皆さんの舌にあっていたのか、売れ行きは良かった。何か、日本食に似たような味覚であった。

皆さん、尚食事と会話を楽しんでいたが、当方この中庭が珍しく、先に外に出て中庭で一休みする。こうした狭い空間で庭木を眺めていると清明時代の中国人になったような感覚にもなる。僅か1本のビールにも酔った感じだ。しかしよくよく見るとここは200年前の中国ではなく現代だ。庭にはオートバイも置いてあり、そのナンバープレートには盗難防止の登録証までついている。日本では自転車に登録証が打ち付けられるが・・。国が変わっても二輪車の盗難はどこにでもあるのだろう。

さて皆さんも漸く食事も終わり部屋から出てきた。これから最後のバスツアー、上海の七宝鎮に向かう。
 
 
 
 
田舎料理と銘打っているが、日本の料理にどこか似ている。
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上海に近いせいか、味付けも日本人の食感に合っている。
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次から次に運ばれる料理。
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皆さん美味しく頂き、ご飯も平らげました。
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先に中庭に出て、四合庵の庭を楽しむ。 奥の扉がレストランの入り口。
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眺めていると200年、300年の昔に引き込まれる。中国松柏の一種だろう。
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がしかしバイクのこの防犯登録を見て、現実に引き戻された。
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