中国最上層のトイレで用を足し、地表に下りる。
高速エレベーター内、今高度260mを降下中。
あっという間に地上に降り立った。
ここは浦東地区でも最も繁華な場所。
同行のネギさんと記念撮影。
中国で一番高い場所にある公衆トイレから下界の景色を眺め再び高速エレベーターに乗って、瞬時に地上階に降り立つ。そこは「世紀大道」、「Century Avenue」というこの浦東の新開発地区の中心地で、地下鉄の駅前でもある。中国人の仰々しい名前、「世紀の大道」に相応しく、サークル状の広場はぐるりと高層ビルで囲まれている。新宿や汐留でも高層ビルが林立しているが、上海のこちらの方が背の高さでは軍配があがりそうだ。
地方からのお上りさんもかなりいるのか、この高層ビル群を背景に何枚も写真を撮っている。新しい世紀の街、世界の首都を目指す上海市にとっては、自慢の摩天楼だろう。20数年前、最初にこの上海に来た時、バンドの河岸から黄埔江の先のこの浦東地区を見たが、まだポツン、ポツンとした侘びしい明かりしか見えなかった。その頃はここへ渡る地下道トンネルもなかったし、遠くの橋を大回りして来なければ来れなかっただろう。10数年前来た時は既に地下トンネルも出来ていて、この地区にはぼつぼつ高層ビルが建ち始めていた。それから僅か10数年、ここは見事な新街区に変身しているが、中国、上海の目覚ましい発展は、この「世紀大道」に凝縮されているようだった。
20数年間の日本の停滞ぶりと、毎年10%-10数%で発展してきた国の違い、元気さ、勢いの違いに圧倒され、自分たちも中国人のお上りさんのように、このパノラマの景色を背景に写真に収め、これから市内のレストランに夕食に行く。今晩はオプションで上海雑技団の見物があるが、レストランはその近くの場所だった。
地方からのお上りさんもかなりいるのか、この高層ビル群を背景に何枚も写真を撮っている。新しい世紀の街、世界の首都を目指す上海市にとっては、自慢の摩天楼だろう。20数年前、最初にこの上海に来た時、バンドの河岸から黄埔江の先のこの浦東地区を見たが、まだポツン、ポツンとした侘びしい明かりしか見えなかった。その頃はここへ渡る地下道トンネルもなかったし、遠くの橋を大回りして来なければ来れなかっただろう。10数年前来た時は既に地下トンネルも出来ていて、この地区にはぼつぼつ高層ビルが建ち始めていた。それから僅か10数年、ここは見事な新街区に変身しているが、中国、上海の目覚ましい発展は、この「世紀大道」に凝縮されているようだった。
20数年間の日本の停滞ぶりと、毎年10%-10数%で発展してきた国の違い、元気さ、勢いの違いに圧倒され、自分たちも中国人のお上りさんのように、このパノラマの景色を背景に写真に収め、これから市内のレストランに夕食に行く。今晩はオプションで上海雑技団の見物があるが、レストランはその近くの場所だった。