ちゃおチャオブログ

日々の連続

浅間公園のキスゲと春蘭。

春の野川。緑が清々しい。
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バーベキュー広場では今日も沢山の家族連れが。
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山の鳥も近付いても驚かない。
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春蘭が木陰で咲いている。
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ああ、春蘭とキスゲの競演だ。
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ここでは又春蘭が満開だ。
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木陰でひっそりと咲く銀蘭。
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ああ、ここはキスゲのFieldだ。
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5月の連休の今頃の季節を暦言葉では何というのだろう。初夏ではまだ早いし、盛春という言葉もないし、晩春でもおかしい。季節が目まぐるしく変わり、24季もある日本の暦の中で、この5月の緑鮮やかな季節を表現する適切な言葉が見当たらない。

沖縄では「うりずん」という。これから夏に向かってむんむん汗ばむ季節を前に、その直前の鬱陶しさと同時に爽やかも醸し出すこの言葉が好きだ。「うりずん」。沖縄を知らない人でもこの語感から何となく沖縄の季節感が漂ってくるに違いない。

南の沖縄から北の北海道まで南北3000キロもある日本列島。南の島はもう既に「うりずん」の季節に入っているが、北の北海道ではまだ氷点下の雪景色。とてもとても早春には程遠い。

5月後半連休の最後の休日。東京地方は数日来の好天で、春真っ盛り。盛春だ。ふくよかな春の香りが鼻腔を誘い、じっとはしていられない。今日は八王子城址へ行く予定が、相棒の関係で途中でキャンセルになり、空いた時間を利用して市内の浅間公園に出かける。

ここは天然記念物の武蔵野キスゲの自生地になっていて、今頃の季節斜面一杯に金色の花を咲かせる。それよりもやや早く春蘭が金色に輝き、その陰で目立たぬようにササバ銀蘭がひっそりと咲いている。春の野草。牡丹やシャクナゲ程の華やかさはないが、これが武蔵野の春の草花だ。

ふと空を見上げると、偽アカシアの白い花が空一面に広がっている。ほのかな甘い香りの素はこの木だったのか。昔は田舎だった武蔵野のこの辺りも今は都会化され、養蜂家も居なくなった。白い葡萄のような花房が風に揺れ、香りを放っている。蜜蜂が群れることもなく、青い空に浮かんでいる。

山梨の桃も今頃は小さな実を付けているだろう。今を生き、今の春を楽しむ。何も花狂いする訳ではないのだから。


「春蘭と二重に咲きしキスゲ哉」

「アカシアの花の思い出野火を焚く」
 
 
 
 
キスゲが鮮やかに咲いている。
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武蔵野キスゲ日光キスゲ。どちらも良い。
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甘い香りを漂わせている偽アカシア。
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アカシアの花も良い。
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全く見事な房になっている。
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この山の由来、浅間神社にもお参りする。
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林の中では野鳥撮影のアマチュア写真家も沢山きている。
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躑躅もそろそろ峠を過ぎたか・・。
 
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