ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(42)寧波近郊の天童寺へ。

北バスターミナルの外のローカルのバス停から乗った天童寺行のバス。
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ターミナルの外で客待ちしているサムロの運転手。
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寧波郊外に向かって幅広の道路が整備されている。
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中国のインフラ整備には目を瞠るものがある。
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寧波を出て凡そ30分、前方の山中に12層の仏塔が見える。
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尖閣問題、チベットウルムチ等での弾圧等々、日本人の中国人に対するイメージは悪く、巷では反感を持っている日本人が圧倒的に多いが、現実に中国を旅行し、身近に中国人と接すると、そうした中国人に対する悪感情は払拭されるだろう。

当方も北バスターミナルの外の大通りのバス停を指示されたが、通りにはバス停が数多く並んでいて、どれが天童寺行かは全く見当もつかない。そこでバス待ちをしている人々にガイドブックの天童寺の頁を見せて、何番のバス停か聞いたのだが、皆、大体が親切に教えてくれた。当方が日本人だからと言って、無視されたり、冷たくあしらわれるようなことはなかった。

そうして乗車したローカルバス。日本の地方路線とそれ程変わらないが、乗客数は日本よりは大分多いようだ。日本のガラガラで空気を運ぶようなバスとは違って、そこそこに客は乗車している。乗り降りの乗客数も多い。停留所ごとにテープ録音された案内放送が行われるのも同じだ。一つだけ違うのは「ピンポンパン」と言った導入音のチャイムが鳴らない位か。

暫らく4車線の幅広の道路を走ると、直ぐにも寧波郊外に出て、街並みも田舎風に変わり、次いで田野の広がる近郊に出る。時々小集落を通り抜け、順次客は下りて行く。途中の山間に大きな仏塔が見えるが、それが天童寺かと予想していたが、バスはその山の前を通り抜け、更に先の山間に進んで行く。乗客が自分を含め、最後の二人になった段階で、バスは終点に到着した。

そこは天童寺からはかなり離れた場所にあり、お寺までは20分位の遊歩道が造園されているが、午後の時間で観光客も見当たらず、バスストップに駐車し、暇そうに客待ちしていた4WDのドライバーと交渉し、当方20元で提案したが、ドライバーは50元を提示。往復で45元で手を打ち、お寺まで運んでもらうことにした。
 
 
 
 
天童寺に到着したかと思っていたら、バスは更に先の山間に向かって進む。
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途中には飲用と思われる貯水池などあった。
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天童寺の門前町だろうか・・。山中にかなり大き目の集落があった。 古い甍が波打っている。
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バスの終点からは遊歩道も作られていたが、午後の時間も遅く、客待ちの4WDに乗って天童寺まで来た。
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ああ、道元禅師の修業したお寺が目の前にある。
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