ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(44)天童寺の仏像。

境内には温帯系の樹木が茂っている。
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何かタイサンボクのような樹木とも思えるが・・  
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花と葉の色合いはタイサンボクだろうか。
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道元も祈ったであろう仏像に拝礼する。
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天童寺の祖師堂か・・。
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ああ、これは弥勒だ。どこの寺にもある。
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当時の唐に渡った道元禅師がここ天童寺で修行し、天童如浄大師より禅宗印可を受け、帰国後福井近郊の永平寺曹洞宗を開いたが、今ここに見ている仏像は道元が修業の際に祈りを捧げた仏像なのだろうか。仏像も建物も全体的に新しく見えるが、この寺も他の寺院同様に紅衛兵に打ち壊され、その後再築されたものだろう。

午後の遅い時間、寺に参る人も少なく、静かな堂内には大きな仏像のみが部屋を圧倒している。読経の声も香の薫も漂わない。閑なこと禅寺のごとし、か。それ程多くない堂宇を一つづつ回り、それぞれの佛に拝礼し、再び外に出て放生池の畔を歩く。

畔の際に鶴見女子高校「参拝記念」の石碑があるのに気づく。この女子高生は1991年11月にこの寺に参詣したようだ。当時18歳の女子高生は、今現在40歳になっている。結婚の早かった人では、もう既に同じ年頃の高校生がいるかも知れない。後年、母子でこの寺を訪問し、この石碑を前にして、過ぎ去りし過去の思い出を懐かしむこともあるだろう。

ふと見ると池の近くの小高い丘の上に七重の仏塔が立っている。竹藪の先に何かいわく有り気で、今まで道元禅師の足跡を記念する石碑等を発見できなかったが、あの塔まで行けばひょっとして何かあるかも知れない。一度はそこまで行って見ようと思ったが、竹藪の坂もかなりな距離で、朝からの足の疲れもあり、又4WDのドライバーが寺の前で待っていることを思い、オミットすることにした。
 
 
 
 
ああ、天女と護王もいる。
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三尊にお参りし、外に出る。
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池の畔には日本人僧侶の団参の参拝記念の石碑なども建っている。
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ああ、これは珍しい。鶴見女子高生の参拝記念碑だ。
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小高い丘の上に七重の塔が見える。何か道元さんの足跡を記す何かがあるかも知れない。
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しかし今日は朝から歩きづめ。この竹林を登るのはきつい。途端に坂を登る意欲が萎えてきたた。
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 遠くから遥拝するだけにしておこう。
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