ちゃおチャオブログ

日々の連続

タイ語サークル(25)中級タイ語第13課「庶民の娯楽」(สิ่งบันเทิง)。

「小金井タイ語サークル」と言っても「サークル」とは名ばかりで、今はもう毎週3人だけの集まりで、その内に一人になるかも知れない。一人になったはなったでそれでも構わないし、生涯学習として、これからも寝たきりになるまで続けて行こう。毎週2時間の学習は頭の刺激には最適だ。
 
 
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今日の勉強は中級タイ語13課の「庶民の娯楽」から。タイ人の庶民の娯楽とはどんなものか、前週3人でこの課をやることを決めたのだが、いろいろと興味深い風俗、習慣が紹介されている。
 
 
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特に農閑期にはいろいろな遊び、娯楽があって、その中の一つに「ปลากัด」 (プラ―ガット)=「闘魚」という遊びがある。今まで「闘魚」(ปลากัด)という言葉は聞いたこともないし、一体どんな遊びかと調べてみると、これはタイの南部、マレー半島の地方で行われている遊びのようだ。
 
 
 
 
この魚は「Siamese Fighting Fish」又は「Betta」と呼ばれ、高額な賭け金の対象になって、時には家1軒を賭けることもあるそうだ。タイ人の賭け好きにも困ったものですね。「Betta」は英語の「Bett」(賭け事)から来ている言葉かも知れませんね。
 
賭け事では他に「ชนไก่」(チョンガイ)=「闘鶏」、「ชกมวย」(チョクムアイ)=「ボクシング試合」などが紹介されていた。賭け好きのタイ人だから、まだまだ他にいろいろあるかも知れないが・・。
 
 
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最後に「ลิเก」(リケー)と「ลูกทุ่ง」(ルークトウン)の説明。「ลิเก」は江戸時代から戦前にかけて日本でも流行った「田舎歌舞伎」のようなもので、タイの「田舎芝居」。庶民の良く知っている筋書きで、涙と笑いを誘う「歌舞劇」とのことだ。  
 
ลูกทุ่ง」に関してはタイ好きの人ならもうだれでも知っている田舎劇団。正式には「วงดนตรีลูกทุ่ง」(ウオンドントリールークトウン)と呼ばれていて、これは「ルークトウン楽団」のこと。
 
楽団であるから歌手以外にもオーケストラ、バックダンサー等が揃っている。昨日ブログの達人ビリーさん(http://blogs.yahoo.co.jp/pjgyw979)から当方ブログへ、「หางเครื่อง」(ハーンクルアン)=「バックダンサー」について、親切なコメントがあったが、実にこのลูกทุ่ง」には「หางเครื่อง」が付き物なんですね。
 
2時間かけて「タイの田舎の庶民」=「ชาวบ้านในชนบท」の「娯楽」=「สิ่งบันเทิง」の一端を知ることができ、今週も又有意義な時間を過ごすことができた。
 
 
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(小金井タイ語サークルでは参加者を歓迎しています。但し、初歩的な読み書き会話等ができるレベルの人が対象です。参加希望者は下記のコメント欄に問い合わせ下さい。)