ちゃおチャオブログ

日々の連続

「沖縄の4日間」(10)斎場御嶽へ。

南城市での昼食後、次にやってきたのは「斎場御嶽」(せいふぁあうたき)。
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沖縄原始宗教の最高の場所だ。
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沖縄の巫女、のろが活動している場でもある。
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深い森には霊が籠っている。
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木立の切れ間から沖の久高島が望見される。
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平成の大合併以降、江戸時代やそれ以前からある由緒ある市町村名が合併により、全く異なる地名になって、情緒も無くなるし、一体この町は以前はどこだったろう、と首をかしげても一向に思い浮かばないこともある。新奇で珍奇な名前を付けるのは結構だが、もう少しその土地、土着神なり風俗習慣と結びついた名前にしてもらいたい。

この与勝(勝連)半島、名前の通り与那城町勝連町が半島を半分づつ占めているから、与勝半島と言う名前になっているが、いつしか勝連半島と呼ばれるようになった。その背景は良くは分からないが、多分、勝連町の「エイサー」が威勢があって元気よく、伝統芸能になっていて、この勝連町の名前が全国レベルで富に名立たり、次第に勝連半島が優勢になったのではないかと思う。

今この2町及び周辺の市町村をまとめ、一つの市に昇格しているが、それが「うるま市」。「うるま麗し、うちなー(沖縄)うるま(宇流麻)」。誠に沖縄流の呼び名であるが、しかし内地(本土人)の人には分からない。何か沖縄風の名前だが、どこにあるのか?と。それが今車で通りぬけてきた「うるま市」で、更に今昼食を食べた店は「南城市」。これも又初めて聞く市名だ。

この「南城市」は首里城の南に位置している町村が合併してできた新市だが、これなどは全く沖縄らしくない陳腐な名称だ。誰が命名したか知らないが、もう少し沖縄らしい名前はなかったものか・・。この市名は別にしても、ここには、沖縄原始宗教の伝統の場とも言える「斎場御嶽」があり、国内的にも有数の霊場となっている。「斎場御嶽」と書いて、「さいふぁあうたき」と読む。古語日本語だ。さあ、その「御嶽」にやってきた。
 
 
 
 
久高島、ああニライカナイの島だ。
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斎場御嶽の小路を歩く同行者。
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皆一様に霊気を感じているようだ。
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ああ、やって来た。この岩の切れ目。
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強い霊気が岩の向こう側から漂ってきた。
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