ちゃおチャオブログ

日々の連続

補陀落渡海への旅(45)寧波の街歩き。

寧波北バスターミナルを出て、川沿いに向って街を歩く。
イメージ 1
 
 
 古い町ではあるが、中々モダンだ。
イメージ 2
 
 
タイムスリップしたような再開発地区もある。
イメージ 3
 
 
古い瓦屋根などは昔風だ。
イメージ 4
 
 
この一角は飲食店が多いようだ。
イメージ 5
 
 
昼間入ったレストランもある。
イメージ 6
 
 
 
 
 
曹洞宗の高僧、天童如浄禅師が住寺した天童寺から寧波市内の北バスターミナルに戻り、これからどこともなく街を歩くことにする。寧波は唐宋時代からの有名な貿易港で、日本からの留学僧の大半も、中国の最初の地を踏んだのは、この港町だった。空海最澄もこの港を目指したが、途中で難船し、遣唐使船もちりじりになってしまったが、道元は無事に到着し、今訪問してきた天童寺に入山し、天童如浄に師事し、帰国後、曹洞宗を開闢したのだ。

それ程歴史的な町であり、市内にはいろいろと名所旧跡もある筈だが、今日の所はもう既に夕方近く、感光は明日に回し、単純に目的もなく街を歩くことにした。当時の港は河港であり、有数な港町らしく二つの大きな川が街を取り巻くように流れている。水を満々とたたえた大河は、かなり大きな貿易船もこの町まで遡上できただろう。

川べりにはタイムスリップしたような昔造りの一角がある。大半は飲食店のようで、嘗ての貿易港らしく、各国の料理を提供しているようだ。一角は最近再開発されたようで、モダンな造りの中に、古風さを漂わせている。街全体が新しい。ここ10数年間の経済急成長の中で、大都市も地方都市も急速な近代化を果たしている。幅広の川の両岸には、中国とは思えない近代的な街並みの景観が広がっていた。
 
 
 
 
川の反対側の街並み。真下にはRiver Side Restorantもある。
イメージ 7
 
 
もう一つの川に面する市の中心部。
イメージ 8
 
 
ここは嘗ての河港「甬江(ようこう)」だ。
イメージ 9
 
 
遠方には旅客ターミナルもある。
イメージ 10
 
 
こちらは「姚(よう)江」の眺め。
イメージ 11
 
 
街造りが今急ピッチで進んでいる。
イメージ 12