
今日から今年1年の後半の半年が始まる。そんな中の朝7時、驚きのニュースが飛び込んで来た。長野県東御市で、近所に住む中学生が店に飛び込んで来た。今、父親に襲われて、殺されそうになって、逃げて来たと。
警察が家に駆け付けると、宅内で妻と長女の刺殺体があり、緊急手配で男は3時間後長野市内で運転中の処、逮捕された。46歳の男、飯島啓輔で、自宅で殺されたのは妻瞳さん49歳と長女絃巴さん12歳。14歳の長男もナイフで襲われたが、その場を逃げて助かった。この家族は戸籍上は離婚しているが、同じ家に同居し、生活していた。
この家族に何があって、離婚後にも同居を続けていたのか詳細は不明だが、男を凶行に駆り立てる重大な原因があったに違いない。離婚後も尚同居と言うからには愛情問題、夫婦間の意思疎通、愛人問題などではなく、経済的な問題が原因と思われる。逮捕時の男は職業不詳と報じられているから、ちゃんとした会社には務めていなかったと思われる。経済事情で、偽装の離婚か・・。
バカ男、能無し、無能の夫で父親。どんな言葉を尽くしても非難に絶えない。妻子を殺して、自分も死のうと思っていたかも知らないが、そもそもこんな発想をすること自体、能無しだ。恥を凌ぎ、裸になって何でもやれば、又、妻と協力すれば家族を支えられないことはない。もしもそれが出来ないとなれば、妻子を残して蒸発する手もある。
数日前に亡くなった三輪さんのヨイトマケの歌を聞けば、何でもやれないことはない。それも出来なくて、自分だけ死んでいっても、残された妻子3人、何とか生き延びる道を見つけるだろう。今の日本の福祉社会で、3人が見捨てられることはない。
東御市と言ったら昔の海野だ。山梨小淵沢とを結ぶ小海線の終点に当たる。ずっと以前には一遍上人が鎌倉から長野善光寺へ向かう途中、この周辺で踊念仏を開いた場所で、聖絵にも残っている。昔から豊かで、人情にも篤い土地柄だ。土地柄も良いし、喰うや生活にも困らない土地だ。
近所の人の話では、家族仲が良く、良く一緒に買い物などに行っていたという。中学生の二人の子供、聞き訳も良かったに違いない。12歳と14歳、親がいなくても一人で生きられる年齢だ。ほぼ独り立ちできる子供まで道連れにして4人一緒に死のうとした。この男の独善で、他者への思いやりも無く、我儘で、最悪の男だ。二人も殺したのだから、自分も一緒に死ねばよいのに、うじうじ死にきれない。残された14歳の子供の事を思えば、殺人犯でも生きていたほうが良かったのか、死んでしまった方が息子の為にも良かったのか、自分でも判断できないが、潔しの観点からすれば、死んだ方が良かっただろう。お粗末で、救いようのない事件だ。












