ちゃおチャオブログ

日々の連続

3.19(火・晴れ)日銀マイナス金利変更。お彼岸。

 

昨日、今日の2日間日銀政策会合が行われ、今日午後、植田総裁より討議の結果が発表される。17年間続いたマイナス金利が今日の発表を持って、打ち止めになる。安倍の肝いりで黒田が日銀総裁になって以来、世間を驚かすバズーカ砲なり、2年で2%のインフレ率など、ことごとく失敗し、最後には預け金に逆金利を取る、マイナス金利政策まで打って驚かせたが、全く効果なく、本来は失意の中で日銀を去っていく男であるべきだが、最後まで強気の姿勢を崩さず、今では米国のどこかの大学の客員教授などに収まっている。黒田が日銀を去って直後にインフレが始まり、所得と物価の正常な上昇がみられるようになったが、彼の口からは反省の弁は全く出てこない。安倍に一本釣りされた男は、そんな男だったのだ。

 

安倍には人を見る目が無く、その最悪はプーチンとの27回の面談なのだが、多くの時間と多大な国費だけを浪費した。今自民裏金問題にヤリ玉に上がっている安倍派5人衆なり6人衆は皆安倍の子飼いでカバン持ちだ。そもそも国会の場で噓の方便を垂れ流した悪風は、安倍が定着させたものであり、その子分衆は亡き親分を見習って、全く同じ手法で噓を垂れ流している。国民をバカにするな!

 

欧州各国がマイナス金利を導入し、経済が正常化し、更にもインフレも進み、既に3年以上前からマイナス金利をストップし、最後まで残っていたスエーデンももう既に1年以上も前にストップしたが、日本だけが正常化の波から取り残され、何時までも踏ん切りの付かない状態が続いていた。ここで黒田が退任し、久々の学者肌植田総裁に代わり、漸く、その長い頸木から解放されることになる。

 

それを見越して、東証は昨日は1000円以上も上がり、今日はその反動で、今現在300円からの下げを見せているが、午後はどう反転するかは分からない。金利が正常に戻り、銀行がしっかりすれば、日本の経済は安泰だ。金融は経済の基幹産業、ここを虐めるような政策を取れば、日本は疲弊する。バカな黒田も安倍も、そこが分からずトンチンカンな政策を撮り続け、結果、失われた30年間に加担してきた。政府の政策の結果として、日本が他国よりも貧しくなったのは、日本人として自覚しなければならない。先端技術は台湾、韓国に遅れを取り、国民所得OECDで最下位、アジアでも主要国如何に沈んでいる。国内にいるだけの日本人には世界が見えず、今の状況に安泰してきたが、世界の中で日本も日本人も随分と遅れを取って来たことに気が付かなければならない。

 

今の腐った岸田自民をひっくり返さなければならない。日本を再び、G7内のNo.2の国に引き上げ、世界の中でも裕福な個人所得の国に持っていく政府にしていかなければ、日本はどんどん貧しい国に落ちて行く。国も経済も、今こそ、変革だ。

 

明日はお彼岸、今日はこれから埼玉へ行き、妻の墓参り。もう間もなく7回忌になる。

 

 

3.18(月・晴れ)東証1000円超上げ。政倫審、下村の巻。

 

 

金曜日のNY,ダウもナスダックも大きく下げていたので、今朝の東証は当然大幅な下げからスタートすると予想していたが、予想に反し、初っ端からおおきく上げてスタート。600円超で始まり、昼前には800円に乗せる。終盤直前には1000円を超え、皆が皆驚き。出来高も18億株。どこにそんなエネルギーがあるのかと。終値は39700円まで乗せて、後300円で再びの4万円台。・・再び日本の世紀がやって来る兆候か・・。

 

午前午後、参院予算委。3時からは衆院政倫審下村の巻。森に反発し、何かが出て来るだろうと期待していた向きには、全く何も出てこなくて、彼自身の自己弁護に終始。自分は一切、悪い事をしていない!と。前の5人衆と全く同じ主張。5人衆も6人衆も誰も悪くはない、と。森に関しては知らぬ存ぜぬで、暴露も何もあったのじゃない。触らぬ神に祟りなし、との余所余所しさ。これでは聞いている方も拍子抜け。

 

参院予算委では広島選出の女性議員が、相手となった安倍のカバン持ち河合受刑者の選挙違反、裏金問題について、広島県連会長だった岸田に厳しく質問していたが、相変わらずののらくら答弁で、煙に巻く。岸田はワルだ。

 

もっと悪いのが森で、2000年、沖縄サミットで8時間も遅れてやってきたプーチンに苦情の一言も言わずに大きく持ち上げ、他の参加者、クリントンシラク大統領から顰蹙をかったが、その当時からプーチンの飼い犬にになっていたのか・・。その後、政権を安倍に移して、安倍またプーチンの子犬のように27回も面談し、金だけ盗まれた。多分、森とその片割れのようなムネオに上手い事を吹き込まれ、単純安倍が乗せられたのだろう。

今回和歌山で自民青年部の破廉恥パーテイで部会長が辞任したが、その後任にムネオの長女を据えたのも、その一連だろう。森にしてもムネオ父娘にしても、プーチンの子飼いの代理人になっていなければ良いんだが・・。

 

 

 

西国観音まほろば奈良の巡礼記(15)長谷寺境内の花を見て、法起院へ。

長谷寺は「花の御寺」と言われるだけあって、今は紫陽花の花が満開だ。

 

東屋からは五重塔へは寄らずに、そのまま緩い坂を下って下山する・・

 

今の季節には珍しく、蓮が一輪咲いていた。

 

山門入り口直ぐの場所に徳道上人の十三重の石塔が建っていた。

 

 

今は的に季節的に紫陽花が満開になっているが、元々のこの寺の花は牡丹だが、今はもう既に咲き終わっている。平安貴族の頃より「花の御寺」として、長谷詣でが盛んに行われていたが、牡丹の時期に来られたら、さぞかし豪華絢爛だっただろう。

 

10分~15分激しく降った雨も通り雨で、雷雲が過ぎたあとは又晴れて来た。五重塔はここから直ぐ先にあるが、少し高台に建っていて、今の自分の足ではそのちょっとした坂を登るのも大変で、そのまま道なりに下山した。途中、蓮の花が1輪だけ咲いていたが、この時期にしては珍しい。横道から再び登楼の参詣路に入り、最後の数十段を下り降りる。登楼の入り口近くには徳道上人の十三重の塔の石組みもあった。

 

誰の句か達筆で読めなかったが、最初の「今日は月・・」までは読めたが、後は分からなかった。芭蕉は「奥の細道」の2年前、生家の伊賀上野からこの寺にやってきて、句も詠んではいるが、その句碑がどこにあるかは分からない。西行が出家前に最後に妻と会ったのがこの寺と言わているが、その故事を謳枕にしたのか、「笈の小文」の中には一句載っていた。

 

山門を出たすぐに不動堂がり、不動明王にもお参りし、寺を後にする。振り返って眺めても立派な山門だ。山門前の門前商店街の和菓子店に寄る。奈良らしい柿の葉寿司とか今の季節に合ってウグイス色の草餅など店の前の番台に出されていて、その幾つかを見繕って小箱に入れてもらい孫への宅配を送る。ここで宅配して置けば、荷物で持ち帰ることもない。去年の秋には粉河寺の前の食堂兼土産店で、季節のミカンと地元の味噌などをミックスして宅配した。何かこの頃、旅に出ると孫への宅配が習慣になってきた。

 

商店街には2-3店食堂もあったが、お腹も空いてなく、そのままぶらぶら商店通りの緩やかさな坂を下って、番外札所、徳道上人を祀る法起院にやってきた。ここは商店通りの中程の場所にあり、平坦地になっていて、自分の足でも難なく行ける所にあった。休みがてらにお参りしよう。

 

山門(仁王門)から参道の石段を眺める。

 

山門を出た直ぐの場所に誰かの句碑も建っていた。文字が難しく読めなかった。

 

山門前に不動堂があり、お参りする。

 

不動明王像。1000年にわたって人々から参拝されてきた。

 

3.17(日・晴れ)NHK杯藤井敗れる。大相撲、中日。

 

 

NHK杯将棋決勝戦、藤井8冠、連覇が掛かっていたが、対局者の佐々木8段に敗れる。藤井8冠、幾ら強いと言っても神ではなく、人間だから負けることもある。珍しいことではない。解説は先週準決勝で敗れた羽生9段だ。全盛期には全7冠のオールタイトルをキープしていたが、今は無冠の嘗ての帝王。行とし生けるもの、栄枯盛衰は付き物だ。今は8冠の藤井もいずれいつかは陰ることもある。死ぬまで8冠で居続けることはできない。

今現在、同じ21歳の伊藤7段と棋王戦5番勝負を戦っていて、現在2-0。今晩にも伊藤を破り、タイトルを保持するだろう。だが、同じ21歳の若手の棋士。これからもこうした若手が藤井の牙城を脅かしてくるだろう。

 

大相撲、昨日から横綱照ノ富士が休場となったが、ここ最近若手の力士が活躍し、場所を盛り上げている。新入幕、前頭最下位の尊富士が現在8戦全勝、先場所上がって来た大野里は1敗で追っている。上位陣が安定しない今場所、ひょっとしてまたまた幕尻の尊富士の優勝は有り得るか・・。若手の台頭は将来が楽しみだ。さて、今場所の賜杯、誰の手に渡るか・・。残り1週間、楽しみだ。

 

 

3.16(土・晴れ)新幹線、福井延伸。

 

 

問答無用の中国と違って、日本の場合は沿線住民の同意とか、土地収用等に時間がかかり、中々上手くは進まない。夢の超特急、超電導新幹線も、静岡川勝知事の強固な反対で、静岡区間が着工できず、未だ宙ぶらりんの状態に置かれている。経済的損失は莫大だ。

 

北陸新幹線、長野までは五輪に合わせ1997年に開業したが、それから18年経った2015年に漸く金澤まで延伸した。それから9年経た今日漸く福井の敦賀まで伸ばされた。長野以遠敦賀まで27年も掛かっているが、これが中国だったら3年、5年内には開業していただろう。民主主義は貴重な制度ではあるが、民意を余りにも大事にし、国が回らなくなっている。超電導新幹線が好例で、伸びに伸びている間に人口も減って、建設の必要性も無くなるかも知れない。今まで費やした数兆円の建設費用も、全て水の泡となって消えてしまう。

 

何はともあれ北陸地方が東京と1本に繋がった。北陸地方は古くから京阪神との結びつきが強く、その文化圏にあるが、今後は、人々の視線も東京に向けられる頻度、割合も多くなるだろう。敦賀までは3時間強、福井までは2時間50分だから、東京ー大阪と殆ど変わらない。東京が強力な磁場のように、これからも人と金、仕事とチャンスをどんどん集めるようになる。一極集中は大震災など考えれば避けたいところだが、世界のメガポリスは、NYもロンドンもパリも上海もどんどん肥大化していくのが実情だ。人間の集まり、習性としてそうなるのかも知れない。

 

 

3.15(金・晴れ)ショウへ―さんの奥さん、相思相愛、善男善女。日銀、正常化へ?

 

 

今日大谷選手が韓国へやってきた。メジャーリーグ開幕戦を韓国で迎えるために3日間滞在するようだ。何故日本ではなく韓国? いろいろな面でもう既に日本は韓国の遅れを取っている。個人所得も日本人を越えている。いや、それは間違い。韓国が日本を追い抜いたのではなく、日本が自分から沈んで行ったのだ。この30年間、日本は自滅の道を転がり降りていた。今なおボンクラ総理の元で、その坂を下っている。

 

それは兎も角、大谷選手がLAからソウルにやって来る際、プライベートジェットに乗る直前の写真が彼自身によって公開された。新婚奥さんとの2ショット。背の高いおしとやかそうな女性だ。アスリートと言うから、背も高い。一つ隣に立つ通訳の水原氏と同じ位だから170cm以上、180未満か。見るからに肉食女子ではなく、ミーハーでもない。

大谷は選球眼に優れているが、人を見る目にも優れているのか。善男善女、ほのぼのとする2ショットだ。間違いない。ショーへ―君、奥さん、おめでとう。良い家庭を作り、優れた子供を授かって下さい。

 

ここの処、東証が連日の下げ。昨日は3日ぶりに反発したが、ここ1週間で2500円程下げている。来週、月火の2日間、日銀政策会合があるが、いよいよマイナス金利の打ち止めを出すのか・・。そもそも、お金を預けて、保管料を取ること自体がおかしい。そんなだったら誰も預けない。その邪道なマイナス金利を元に戻すことだから、皆喜んだらよい。正常化することだから。東証が下落すること自体がトンチンカンなのだ。これからは普通の国に戻るのだと、国民は喜ぶべきなのだ。

2年の約束で達成できなかったバズーカ黒田はその時点で総裁を降りるべきだったのだ。安倍と同様、ダラダラと最長の総裁の椅子に居座った。二人はペアのようなものだ。

 

 

西国観音まほろば奈良の巡礼記(14)長谷の観音にお参りし、下山する。

  • 開山堂へ行く途中にも沢山の紫陽花が咲いている。

緩い坂を下って、本堂を見上げる。

 

  • 若い女性がグループでいたが、台湾からの観光客だ。

長谷の観音というと、東京方面の人に取っては鎌倉の長谷観音が身近な存在で、1度や2度、お参りに行ったこともあるかも知れない。この寺も奈良の長谷寺と同じ徳道上人の開山で、同じく巨大な十一面観音菩薩をご本尊としている。場所は鎌倉大仏の直ぐ近くの高台にあり、奈良程の髙い台地ではないが、直ぐ下の鎌倉の街並み、相模の海も一望にできる。この寺は何故か真言宗ではなく、江戸時代に浄土宗のお寺となった。宗派は異なっていても、同じ観音を祀るお寺として、この寺は坂東三十三観音霊場となっている。以前一度参詣に行ったが、坂を登ってお寺に着き、本堂に安置されていた観音像を見た時、その大きさには驚いた。大きさは奈良の観音とほぼ同じである。

「足元にも及ばない」との表現が妥当かどうかは知らないが、ここ奈良の桜井の長谷の観音の巨大な立像は、足元の足指も足の甲も巨大だ。大きな足を見ることによって、自分自身の卑小さを感ずるかどいうかは別にして、タイのバンコクに安置されている金銅の寝釈迦佛の巨大な足を思った。前回の西国観音霊場巡礼の際にお参りした粉河寺にも大きな仏足が奉納されていた。仏と人の足の関係は自分には理解できないが、お釈迦さんは亡くなるその時まで行脚を続けた。ブッダガヤの近くのスジャータ村の先の小山の洞窟で、何年も修行を続け、足も萎えたと思うが、その後各地の行脚を始め、脚力が鍛えられたのか・・。自分も今西国観音を巡礼し、今日もこの500段近くの登楼も登って来た。巡礼をする内に足も鍛えられると良いのだが・・。

本堂を出て、再び登楼の石段を下り降りるのは膝への負担が大変と思ったが、その登楼とは反対方向に緩やかな下り坂のスロープがある。当然このスロープを下り降りることにした。150m程下った先に御堂があって、開山堂と出ている。ああ、ここに徳道上人が祀られているのか・・。どんな偉いお坊さんか知らないが、この寺にやってきて、名前だけは聞いている。

御堂の前に若い女性数人がグループになって紫陽花の写真などを撮っている。本堂内陣にはいなかったので、中には入らなかったのだろう。横を通ると中国語だ。ああ、中国人、いや、台湾人だ。台湾人の所得も上がって、日本人の来ないようなこんな辺鄙な山間にあるお寺までやってくる。身だしなみも上品だ。そんな時、急に雨が降って来た。今までそれ程天気は悪くは無かったが、急変だ。グループは雲の子を散らすように、駆け足で行ってしまった。自分は走れないので、少し先の休憩テラスに避難し、通り雨が過ぎ去るのを待った。

 

  • 前方の少し高台に五重の塔も建っている。

  • 徳道上人の開山堂。

     

  • 急に雨が降って来て、近くのあずまや風のテラスへ避難する。