ちゃおチャオブログ

日々の連続

高尾の紅葉と津久井山ユリ園(3)もみじ台から城山へ。

高尾山頂から裏高尾へ回ると、登山者の数はずっと少なくなる。
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もみじ台、細田屋さんは秋の好天で満員だ。
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いつもの場所に腰を下ろしお昼を食べるが、今日の富士山は薄曇りだ。
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高尾から約1時間、城山に到着。ここも紅葉は進んでいる。
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高尾山頂の賑わいはないが、こちらもそれなりの登山者がやってきている。
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高尾山山頂からちょっと下って、少し登り返した場所に「もみじ台」がある。ここは裏高尾になり、名前の通り高尾山中では紅葉の名所になっている。紅葉の季節になると大勢の人で賑わっている。普通の登山者は高尾山頂まで来ればそれでもって満足し、今日の登山の目的は達せられたとばかり、ここまで足を伸ばすことなくそのまま下山する。だからここまで来る人は本当の山好きで、先刻山頂で溢れかえっていた単なる観光登山の人々とは異なるのだ。

山頂からの100m程の石段を下って行くと、今までの喧騒は嘘のように静かになり、行き来する人はぐっと少なくなる。それでももみじ台まで行くとそれなりの人が集まっていて、1軒ある山食、細田屋は昼時とあって満員状態だ。店の娘さんも今日は元気に生き生きと動き回っている。店は混んではいるが、こちらの名物「もみじ」はまだこれからだ。漸く少し赤味が差してきた程である。当方6月にやって来て座った、富士山が正面に見えるベンチに腰掛け、昼食とする。以前だったらお昼はもっと先の一丁平辺りまで行けたのだが、今はもうそこまでは頑張り切れない。

6月の時は目の前の山ツツジの向こうに秀麗な富士が見えたが、今日は薄靄がかかっていて、はっきりとは見えない。秋晴れと言ってもどこもかしこも日本晴れ、ということではないようだ。今日は多少無理してでも津久井山ユリ園まで足を伸ばしたい。早めに昼を終えて、先を急ぐ。一丁平は巻道を通り、城山には2時前に到着。このペースなら山ユリまでは行けそうだ。

ここの紅葉も見事に色づいているが、ゆっくりも出来ない。相模湖の見える斜面の上で一休みし、下山を開始する。



高尾よりも標高が高いので、紅葉の進み具合は早いか・・
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城山山頂から関東平野を一望。右の山が高尾山だ。
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針葉樹が多く、山中は紅葉が少ない。
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ああ、テントウムシが秋の日差しを浴びている。
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虫の命。世の中に虫けらはいない。
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