ガン治療薬キムリアが保険適用されることになる。米国では１回の治療に５０００万円程かかるが、成功報酬制になっているようだ。日本では成功報酬制度は取れないと思うが、健保適用となれば、個人の負担額は１０万円程度で済む。社会保険制度の無い米国とは大違いだ。この血液ガンの患者は国内に２５０人程度とのことだが、この薬によって、命が助かることを思えば、患者、家族にとっては朗報だ。昨日、Ｆ１５戦闘機が墜落したが、１機１００億から１５０億のことを考えたら、それ程ベラボーな額とは言えない。殊に陸上イージス、２台分５０００億円、プラス１発３０億円のミサイル代を考えれば、そちらの方がベラボーだ。
オプシーボも最初は年に３５００万円していた薬価が、今では半分以下になっているという。開発、流通により薬価も下がってくるのだが、年々上がっていくのは装備費で、毎年６％の割で増えていく。日米通商交渉で、更に上積みを求められるだろう。国防は大事だが、もっと民生に直結するような米国産品の輸入を促進できないものか・・。
