クアラルンプール行のTiger Airは夕方の便なので、日中はシンガポール観光。マントーサには一度行ってみたいと思っていたが、時間があるので地下鉄で出かける。シンガポールは上海同様、地下鉄が発達しているので、どこへ出るにも便利だ。
終点のOcean Front駅を出ると、目の前をケーブルカーが走っている。島と半島の高台を結ぶケーブルだ。ケーブルカー代が約5000円と割高だが、折角ここまで来て、又もう来る機会もないだろうと思い、奮発し、マーライオンの丘とセントーサに渡る。
セントーサの砂浜は、タイとかバリに比べたら全くの貧弱。観光客がわざわざここまでやって来て、泳ぎに来ることもないだろう。
夕方の飛行機にはまだ尚時間があったので、東洋最大の植物園に行く。バスを降りた直後から花の香りが空気に混じる。広大な公園、あちこちに大勢の人。その大半がフィリピン人のようだ。いろいろな仕事でこの国に来ているようだ。皆楽しそうにしている。
夕方のTiger便も出発が1時間も遅れる。スマトラ海峡の上を飛行機が飛ぶが、雲と夕暮で海峡は良く見えない。眼下に人家が増えてきて、1時間強で、クアラルンプールへ到着する。