ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(39)白馬寺のインド寺院。印度風格佛殿。

インド寺院へ続々向かう信者か観光客。
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この丸みを帯びたシェイプがインド風で良い。
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中庭の回廊もどことなくインド風だ。
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こうした柱への彫刻もインドを思わせる。
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タイの寺院は現在建設途上であるが、隣のインド寺院は既に出来上がっていて、大勢の参詣客を集めている。ここへ集まってきている参拝者は良く見ると意外にインド人が少ない。見たところ、殆どが中国人のようだ。しかも観光ではなく、参詣に訪れている。中国人が何かインド人の教師に導かれ、印度仏教に帰依しているのだろうか。或いは一種の新興宗教なのだろうか・・。

しかし石造りの丸屋根、ドームをしたその幾何学的シェイプは、一方は大理石の白で色合いは違うが、どことなくタタジマハ―ル宮殿を思わせる。丸は完璧なもの。ゼロを発見したインド人らしい民族感覚で、それは宮殿であれ、寺院であれ、異なるものではない。こうした異国的な情景が中国人宗徒を魅了しているのかも知れない。

ドームの中では何かの儀式が始まっているようだ。先導者も中国人のようである。それもその筈、印度では仏教はとうの昔に下火になり、今や細々と命脈を保っている程度の凋落ぶるだから、そうしたインドの地から中国まで指導者を派遣する余力はないであろうし、このインド寺院自体は、外側の器はインド風を装ってはいるが、中身の実態は、中国人が教主となり、信者も中国人、といったところかも知れない。

彼等が唱えているお経を動画に収録しようかとも思ったが、後で聞いても分からないし、お経は大体どこでも同じような音律、抑揚で、信者だったらそれを聞いて有難く思うが、関係ない自分が聞いても殆ど意味不明で、無駄になるので、録画しなかった。兎も角、この大勢の信者の熱気を後に、この寺院を出ることにした。
 
 
 
 
 
ドームの中にも大勢の信者がいる。
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一様に黒服を着ているが、これから何かの儀式が始まるようだ。
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仏教寺院らしく仏様も祀られている。
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この仏様、中国人の好きな観音様ではないようだが・・。
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儀式が終わり、どこかへ移動する信者。
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インド風の珍しい寺院だった。
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