竜神橋に着いたころは雨も上がってくれていた。
6年前までこの橋は日本一長い歩道吊り橋だった。
県民の日、大勢の人が詰め掛けている。
カエル石。又ここへ帰ってきましょう。
峡谷の向こうには奥久慈の山々が見える。
袋田の滝を見終わった後、突然の大雨に遭ったが、幸いに雨宿りできる土産物店の軒先で難を逃れ、これから今日のツアーの最後の訪問先、「竜神橋」に向かう。これは久慈川の上流、竜神川を堰き止めダムを作った際に、観光客向けに長大な歩道橋を作り、長らく日本一の長大橋であった。
バスは常陸太田の山間部の集落を縫うように走るが、ぽつんポツンと人家もあり、それとなく窓の外を見ていると後方から突然のレコード音がすると思って眺めると、巡回販売の食料品トラックがそうした人家の庭先に横付けし、と同時に、待っていたかのようにお婆さんが家から出てきて、トラックの運転手と何やかやと話している。話しの内容までは分らないが、今日の目玉の食料品は何かとか、値段はどうか、とか話しているに違いない。この辺り、過疎化も進み、若い夫婦は都会地に出て行ってしまい、残された老夫婦にとっては、この巡回販売車が、唯一の社会とのつながりになっているのかも知れない。
こうした奥久慈の山間部を1時間もかからず走り抜け、山間を高見に上って行くと、窓の外に長大橋の骨格の一部が見えてくる。樹林の中に突然に表れた近代的な鉄のフォルム。この取り合わせも新奇なものだ。
さて、バスはかなり混雑している駐車場に止まり、バスから降りて橋を渡る頃には丁度雨も上がっている。今日は県民の日で、茨城県民にとっては特別の日なのか、ウイークデイにも拘わらず、大勢の観光客が来ていて、雨上がりの橋を渡って行く。ここも又本来入橋料300円を取るところ、無料になっている。たまにはこういう住民サービスがあっても良いだろう。
バスは常陸太田の山間部の集落を縫うように走るが、ぽつんポツンと人家もあり、それとなく窓の外を見ていると後方から突然のレコード音がすると思って眺めると、巡回販売の食料品トラックがそうした人家の庭先に横付けし、と同時に、待っていたかのようにお婆さんが家から出てきて、トラックの運転手と何やかやと話している。話しの内容までは分らないが、今日の目玉の食料品は何かとか、値段はどうか、とか話しているに違いない。この辺り、過疎化も進み、若い夫婦は都会地に出て行ってしまい、残された老夫婦にとっては、この巡回販売車が、唯一の社会とのつながりになっているのかも知れない。
こうした奥久慈の山間部を1時間もかからず走り抜け、山間を高見に上って行くと、窓の外に長大橋の骨格の一部が見えてくる。樹林の中に突然に表れた近代的な鉄のフォルム。この取り合わせも新奇なものだ。
さて、バスはかなり混雑している駐車場に止まり、バスから降りて橋を渡る頃には丁度雨も上がっている。今日は県民の日で、茨城県民にとっては特別の日なのか、ウイークデイにも拘わらず、大勢の観光客が来ていて、雨上がりの橋を渡って行く。ここも又本来入橋料300円を取るところ、無料になっている。たまにはこういう住民サービスがあっても良いだろう。
橋のすぐ下の竜神ダムも見える。
ダム湖の周辺も良く紅葉している。
奥久慈もかなり深い山だ。