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日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(19)Marina Bay Sands。

マーライオンの向かい側にはマリーナベイを隔て、巨大な建物が建っている。
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57階建ての3棟のビルは屋上がすべて繋がり、そこには巨大な屋上プールが造られている。
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その建物をバックに写真を撮る。
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湾の向こうには又巨大なコンサートホールも見えている。
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コンサートホールは湾に架かる橋の向こう側にあった。
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シンガポールは実に複合国家である。元々のイギリス植民地だったから、英国人が住んでいるのは当然だが、その植民地時代、同じ植民地のインドから移入してきたインド人、元々この地域に住んでいたマレー人、それに人口の大半を占めるには中国系の人々だ。

この都市国家名、「Singapore」は、「マーライオン」で分かるように、インド系の言語から取られた名前であるが、中国人はこの町を音訳して「新加坡」(シンジヤポー)と呼んでいる。中国人のやっかいなことは、日本語のようなカタカナ、ひらがなが無いので、外国語を全て漢字で置き換えなければならない不便さだ。「新加坡」は漢字を見れば何となく分かるが、例えば「紐育」などは、見ただけでどこの都市か即座に分からないが、これは「ニューヨーク」である。ちなみに日本はこの町を一時軍政下に置いた時「昭南市」と呼んでいた。

いずれにしても人口の7割以上を中国系が占め、人的にも経済的にも中国系がこの国を牛耳っているのは事実であり、先の首相リークワンユー、その息子の現首相シェンロンもオックスフォードかケンブリッジを優秀な成績で卒業している中国系シンガポーリアンだ。目先の利く中国人がこの国を運営しているので、経済的発展が目覚ましいのは必然の結果かも知れない。

マリーナベイを挟んで、マーライオンに向かう形で、Marina Bay Sandsの3棟の高層ビルが建っている。この3つの建物の屋上は繋がれていて、そこには巨大がプールが造られている。Marina Bay Pool.地上200mの高さの場所に、世界最長のプールが備わっている。又、建物内にはラスベガス以上のカジノが造られている。中近東を初め世界中の金持ちが集まってきている。中国人の資本力と言うか、才覚というか・・。

人口500万人の国に、その1,3倍もの1300万人もの観光客が訪れてくる。日本にやってくる外国人は1000万人にも満たないのに・・。その違いは国の運営者の頭の違いにあるのかも知れない。その観光立国、経済発展の象徴として、目の前にMarina Bay Sandsが聳え立っていた。
 
 
 
 
橋の袂にはマーライオンの記念碑ははめ込まれていた。1972年、リークワンユー首相により造営された、と書いていある。
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マリーナベイを後にする。
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19世紀の鉄橋を渡る。
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振り返るとFullerton Hotelが見える。
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Fullerton Hotel.植民地時代を代表する名門ホテル。
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