ちゃおチャオブログ

日々の連続

中国・歴史の旅(63)龍門石窟へ。

今日のツアーの最後、龍門石窟に到着した。
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石窟を見終わった人なのか、チケットを待っているのか、石窟前には何人か人がいた。
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さて入場チケットを持って石窟に向かう。
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入場するまでにもかなり長い距離を歩く。
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いよいよ入場門に着いた。
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中国の三大石窟と言ったら、先ず最初に上げられるのが敦煌莫高窟、次が雲崗とここ洛陽にある龍門石窟。この三カ所は既に世界遺産に登録されている。雲崗石窟は大同市の郊外にあり、数年前五台山へ行く途中に立ち寄ったが、その規模の大きさ、迫力、芸術性には圧倒された。日本の小さな石窟群も大分で数か所見たが、ここのは全く比較にならない程の壮大さと美しさで、世界遺産に登録されて然るべきだった。

唐三彩の買い物ツアーを終えた後、今日のツアーの最終地、龍門石窟へ向かうことになった。雲崗で得た感動に再び得る期待に胸膨らむ。ここのは一体どんな石窟だろう。しかもここには白居易、即ち、白楽天墓所もある。

午前中少林寺で一緒だった中国人ツアーの多くはここで解散し、何人かは自分でチケットを買って中に入って行き、又何人かは路線バスに乗って洛陽へ帰って行った。ガイドが当方のチケットを購入しに行っている間、新たに二人の若い女性がこのツアーに参加してきた。向こうから日本語で「日本人ですか?」と聞いてきたので、随分上手な日本語を話す中国人もいるものだ、と感心したが、挨拶を交わすと、北京へ留学で来ている韓国人で、今朝北京から夜行列車で到着し、又今晩の夜行列車で北京に帰る、1日観光で来た、とのことだった。日本語は北京に来る以前、東京に暫らく住んでいて、語学学校に通った、との話だった。

中国へ来てまだ4日目だが、今日まで日本語を全く話すことも聞くことも無かったので、この韓国人女性と久しぶりの日本語の会話を楽しんだ。漸くガイドがチケットを持ってやってきて、中国語で韓国女性に説明したのは、彼はここでもう別れて帰ってしまうが、別のバスが用意されていて、ホテルと洛陽駅まで送ってくれる、2時間観光する時間があるとのことだった。

さて3人で石窟観光をするのは自然の流れだった。二人の韓国女性の内、歳の行った方は日本語は全くダメだが、若くて美人の方は日本語がペラペラで、学生とは言い条、その実夜のバイトでもしていたのかと思いたくなる程の垢抜けた感じで、日本語を話しながらの遊歩は楽しい物だった。今晩は洛陽に泊まらず、そのまま北京にとんぼ返りするというのが、残念ではあったが・・。
 
 
 
 
この門が「龍門」だったのか・・。
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観光案内、禁止事項等が中国語で案内されている。
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石窟は真ん中の川を挟んで両側の河岸にあるようだ。
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入場ゲートを潜り、振りかって龍門を見る。 上が橋になっている。
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さて第二の石門を潜り抜けた先が、本当の石窟群だ。
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