明日から東京で開催される日本アセアン首脳会議に、アセアン各国から元首が東京に集まってきている。３か月前、桂林で行われた中国アセアン首脳会議の向こうを張る大会議。処がテレビも新聞も猪瀬問題にかまけて余り報道しない。昭和１６年の大東亜共栄圏会議を彷彿させるような日本主導の大国際会議なのにマスコミが冷淡なのは残念だ。
以前なら日中韓プラスアセアンが本流だったが、この３カ国がこう冷え切った状態では、そんな会議は無理だろう。そうした隙間を分断するように、中国政府が３か月前にアセアン首脳を桂林に集めたのに、傍から見ていて歯ぎしりしたが、今回、それを倍返しするように、各国首脳が東京に集まった。
しかも日本の援助は５年間で２兆円。日本のどこにそんな大金があるのか、びっくりするが、しかしそれは回り回って日本の企業を潤すことになる。アセアン諸国のインフラを整備し、民生に貢献する援助であれば、どんどん推し進めると良い。２兆円は中国の援助の数十倍に当たる。
もう一つの当事者国、韓国も同じようなことをやりたがっているだろうが、韓国にはお金も人望もなく、望むべくもないだろう。
いよいよ日中がアセアン諸国の取り込み、取り囲みに走り出した。アセアン諸国とすれば、両方の国からの援助に期待でき、天秤にかけるかも知れないが、中国の今回の制空権設定にあるように、アセアン国からすれば中国に対する警戒心はぬぐえない。人望も経済力もＦｒｉｅｎｄｌｙさから言っても日本に旗が上がるだろう。アベノミクス、頑張れ！
今日は３か月に一度のＭａｊｏｒＳＱの日。Ｖｏｌａｔｉｌｉｔｙが高まり、投資家にとっては妙味が増す。当方もデイトレの端くれ。２２５先物で、前場で３０万、後場で４０万、都合７０万の水揚げ。夜のセッション、動き無く、深夜の指値には届かず、フラットで終了。まあ、それでも上出来だろう。
