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日々の連続

上海ー新加坡ー吉隆坡ー曼谷4都旅行記(58)キャメロンハイランド「タナ・ラタ」の町。

「タナ・ラタ」はキャメロンハイランドの中心都市。
 
 
 
バスは町の大通りを通り抜け、通りの端にあるバスターミナルに到着した。
 
 
 
この町は何か開拓民の前線都市のような感じだ。
 
 
 
800m程のメインの大通りの両側には、レストラン、土産物店などが軒を連ねている。
 
 
 
近くにはリゾート風のペンションやプチホテルなどが沢山建っている。
 
 
 
 
 
高原の紅茶畑が続く峠を越えると、山中に開けた小さな町がある。ここでも又バスは小休止。ここへ来るまでの間、何回か小休止を繰り返しているが、坂が長く、登りもきついので、加熱したエンジンの熱さましの目的で休めているようだ。当方に取っては、こうして所々休んでくれた方が都合が良い。その度にバスから降りて周辺の景色を眺められるのだから、こうした機会は何回あっても有難い。大体が急ぐ旅ではないのだから。

この山中の小集落で一服した後、バスは一気にキャメロンの中心町「タナ・ラタ」に向かう。ここからはほんの一山を越えた先、20-30分程度の乗車だ。最後の峠を越えて、急坂も終わると、忽然と町が現れる。山中の中の町、それが「タナ・ラタ」だ。丁度西部劇の開拓地の中心都市のような感じで、通り全体が前世期、19世紀の雰囲気を醸している。それは町の万かを走る凡そ800mの直線道の片側に商店が並び、それが全てアーケードの屋根で結ばれているからだ。こんな所を拍車の付いたブーツで歩けば、将に西部劇に出てくる情景だ。

バスはこの直線の1本道を走り抜け、通りの端にあるバスターミナルに到着した。3時間位で来れると思っていたが、途中での休憩があったり、一部、道路の決壊ではないが、大水が流れて道路が川のようになっている場所もあったりして、予想よりも随分と時間がかかり、もう既に1時になっていた。4時間もかかったことになる。
 
バスターミナルはこのアーケードの一番端の広場にあった。乗客30人ほどの3分の2が地元民、残りの3分の1程が旅行客で、地元民はバスを降りるとさっさと自宅へ向かって歩いて行った。中国人らしい顔つきの何人かは既にこの街のホテルに予約してあるのか、地図を見ながら目的の場所に向かって歩いていく。当方は、先ずは昼飯を食べなくては。1時を回ってお腹もすいた。アーケードを歩き、何店か並んでいるレストランの内、外のテーブルで食べられる店を選び、チャーハンを食べることにした。
 
 
 
 
光都市で、車の交通量も多い。
 
 
 
この町の位置。クアラルンプールまで209キロ。普通であれば3時間もあれば十分行けるのだが、山間部の道路事情もあり、4時間以上かかった。 
 
 
結局今日はこの街には泊らず、鉄道沿いの大都市、イポー、116キロ先まで下ることにした。
 
 
 
通りはアーケードになっていて、レストランも幾つもあった。
 
 
 
そのうちの一つに入り、昼飯にチャーハンを食べる。