ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(58)タートクワンシー滝の上流で。

上流に上がって行っても凄い原色の水は変わらない。
 
 
 
岩はぬるぬるして滑りやすい。気をつけないと転んでしまう。
 
 
 
うーん、この水量と水の色!
 
 
 
ああ、広場が見えて来た。間もなく滝だ。
 
 
 
ああ、ラオス人の若者だ。野外パーテイをやっている。
 
 
 
木陰に滝が見えて来た!
 
 
 
この広場の奥に滝がある。
 
 
 
 
 
ゲートの入り口の案内板には、この渓流の一番奥に大きな滝があり、それが「タートクワンシー滝」(น้ำตกตาดกวางสี)と呼ばれている。この渓流の凡そ800m程上流にあるようだ。今まで幾つもの早瀬を見てきたが、それ等はまだ序の口に過ぎない。滝とも言えない早瀬に過ぎなかったのだ。しかし当方に取ってはこれだけでも十分な醍醐味、野趣に富んだアドベンチャーだった。

渓流を遡って約20分、前方に大きな広場が見えて来た。ふくよかな煙の香りも漂ってくる。人のざわめきも聞こえてくる。どうやら終点に近づいてきたようだ。そこはちょっとした幼稚園の前庭位の広さの広場になっていて、あちこちにグループが陣取っていて、野外パーテイのようなことをしている。賑やかな会話も聞こえてくる。規模は小さいが、上野や小金井公園の花見の時のような大らかだ。タイからやってきたグループもいる。タイ語で挨拶。

その広場のちょっと先に目指す滝が見えている。広場を通り抜けると、轟々した滝の音が聞こえてくる。その滝を真正面から眺められるように吊橋が作られているが、すごい迫力だ。落差は50m以上、奥の2段、3段になっている上の方まで数えれば100mは越えてるか。国内でも海外でも幾つもの滝を見て来た。自分の記憶の中を辿ってみても、この滝は名瀑の一つと言えるだろう。

帰国後、「ตาดกวางสี」(タートクワンシー)の意味を調べてみた。その意味する処は、「ตาด」(タート)が「錦、金襴」、「กวาง」(クワーン)が「鹿」、「สี」(シー)が「色」。そうすると、「錦を纏った山鹿の金襴の滝」、と言ったような意味になるのか・・。写真を眺めながら、その優美な滝をの流れを反芻した。
 
 
 
 
ああ、目の前に「タートクワンシー」(น้ำตกตาดกวางสี)の滝にある!
 
 
 
大きくて、豪快な滝だ。
 
 
 
滝の前で写真を1枚。
 
 
 
3段に分かれた滝は上流から大量の水が流れ込んでくる。
 
 
 
思い出に残る滝だ。
 
 
 
良い思い出になる。