ちゃおチャオブログ

日々の連続

6.18.(水・晴れ)白昼の人さらい。沢木耕太郎。栄西、葉上大師。

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市原で、学校帰りの中学生が拉致される寸前に助かった。53歳、無職の男が逮捕される。殆ど人も通らないような市原の山間部の山道を自転車に乗って通学中の中学女生徒が、全く法外な男にさらわれかかった。良く助かった。箱根の山賊よりも始末が悪い。人さらいして外国へ売り飛ばす目的はなかったと思うが、現代版、北朝鮮拉致事件だ。
人さらいは、殺人に準じる重大事件として、犯人は厳罰に処せられるべきだ。中学生の精神的苦痛は計り知れない。トラウマとして残り、一生を台無しにしなければ良いが・・。
赤線が廃止され、Sexがお金でもって自由にできない世の中になって、奥手の男は十分にセックス処理が出来ない状況になっている。従って、こうした犯罪も出てくるが、昔風に、赤線特区、みたいなものを作り、こうした奥手の男の援助をした方が良いかも知れない。世の女性からは大反発を食うかも知れないが・・。
 
 
先日、東センターから借りて来た沢木耕太郎の「バーボン・ストリート」と「栄西臨済宗」を読む。
「バーボン・ストリート」はブログの知人、おおたさんのお勧めの本だ。読んでおかないと申し訳ないと思い、読み始めた。沢木氏は当方よりも1歳若い、昭和22年生まれ。横浜国大を出ている。著名なルポライターで、現在文芸春秋に「キャパへの最後の旅」を連載している。
このバーボンは初版が昭和59年、今から30年くらい前の世相が掛かれている。この「バーボン・ストリート」とはニューオーリンズのフレンチクオーターにある実在の通りの名前だ。彼が最初に訪米し、ロスに宿泊したホテルの窓から眺めた情景を見て、ロバートミッチャムの映画に出てくるこのストリートを思い出したようだ。
古き良き時代の世相が思い出される好著である。
 
次の栄西は、別冊「太陽」から出版されている禅文化研究所発行の写真集で、栄西の人となり、禅の歴史、文化が良く理解できる。栄西吉備津神社の神官、賀陽氏の出身とのこと。初めて知った。2回も入宋し、天台山、天童寺、阿育王寺等で修業したが、一昨年、これ等の寺院を訪問したことが思い出される。
厚い本だから、読みでがあって、時間がかかる。しかし面白い本だ。
 
 
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