ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(61)ルアンプラバンのマーケット。

山岳民族の集落を出たマイクロバスは、ルアンパバーンへの帰路に着く。
 
 
 
来た時に見た雑木林を通り過ぎる。
 
 
 
約30-40分、バスは市の中心部に到着。ツアーはここで解散となる。
 
 
 
降りた直ぐ近くに「生鮮市場」=「タラートソット」(ตลาดสด)があり、寄ってみる。
 
 
 
いやー、みんなバイクで来ているので、すごいバイクの数だ。
 
 
 
ああ、ここは野菜のコーナーだ。
 
 
 
ミカンや果物も沢山売られている。
 
 
 
 
 
タートクワンシー滝からの帰りのマイクロバスは、途中の山岳・少数民族の集落に立ち寄り、集落の一方通行路を蟻の行列のように歩いて一周し、それ程熱心で無い子供の売り子の掛け声を後にして、ここからの帰路は真っ直ぐルアンプラバンの市内に向かう。

ルアンプラバン。ラオス第2の都市。と言っても、首都のビエンチャン自体が人口100万人にも満たない、インドシナ半島では最もこじんまりとした首都であるから、この町は周辺地域を含めても10万人にも満たないだろう。市の中心部は3-5万と言ったところか。ガイドブックなどでは、この町を「ルアンプラバン」と記載しているが、実際のラオス語(タイ語)では、「หลวงพระบาง 」、と書かれ、実際の発音は「ルアンパバーン」に近く、その様に記載されているガイドブックもある。

この名前の意味する処は、「หลวง」(ルアン)が「優れた、偉大な、行政」と言った意味で、貴族の称号から言えば下から2番目、譬えて言うなら「公侯伯子男」(ขุน (Khun), Luang, พระ (Phra), พระยา (Phraya), เจ้าพระยา (Chao Phraya)の「子爵」のランクに当たる。   

後ろの部分の「พระบาง 」(パバーン、又はプラバン)の意味は、「 พระ」(パ、又はプラ)が丁寧言葉の接頭語で、意味を持たないが、「บาง」(バーン)は、「水辺、川辺」の意味で、タイの首都「バンコク」の「บาง」(バーン)と同じ意味である。「バンコク」は実際のタイ語では「 บางกอก」(バーンゴーク)と書かれ、その意味は「川辺のオリーブ」という意味で、今の大都会になる以前、チャオプラヤー川の川辺には、沢山のオリーブの木が自生していたことから名付けられたものである。

従ってこの「 หลวงพระบาง」(ルアンパバーン)は、「川辺の高貴な町」と言った意味である。

マイクロバスは市内の中心部、生鮮市場に近い所で停まり、全員下車する。市場、「ตลาดสด」(タラートソット)。東南アジアでは大体どこの町、大小様々な町で、必ず町の中心部にこの「生鮮市場」がある。自分は時間があれば、その町の「市場」を覗くことにしている。その町の顔、庶民の匂いが漂っている。このルアンパバーンの市場もそんな感じで、ラオス北部の田舎の大都市と言ったような感じだった。
 
 
 
トタン屋根(テント)の中は衣類とか雑貨、濡れたら困るものが売られている。
 
 
 
ああ、朝食べた海苔が一杯売られてる。
 
 
 
ここは市場の中の屋台食堂だ。
 
 
 
いやー、昼間からビールなど飲んで、皆さん景気良いですね。
 
 
 
ああ、ここは乾物屋さんだ。海苔も売られている。
 
 
 
奥さん、味付け味噌が美味しそうですね。
 
 
 
ナマズのような川魚も生きたまま売られている。
 
 
 
レタスに包んだおやつを1個買って、食べてみる。