ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(123)チェンライのエメラルド寺院「ワット・プラケオ」。

ワット・ガムムアン寺を下りた所が、「ワット・プラケオ通り」。この通りにそって行けば、エメラルド寺院に出る。
 
 
 
エメラルド寺院の本殿に向かう。
 
 
 
王宮寺院だけあって、境内は整っている。
 
 
 
ああ、仏塔(チェデイ)も見える。
 
 
 
ああ、蘭が綺麗に咲いている。
 
 
 
 
 
バンコクにある「ワット・プラケオ」(วัดพระแก้ว)、別名「エメラルド寺院」は、タイで最も名高い寺院で、バンコクを訪問する観光客は、必ずや観光コースに組み入れられている定番コースである。寺院内の仏塔(パゴダ)「チェデイ」(เจดีย์ )は燦然と輝く金箔で覆われ、この王宮寺院がタイで最も格式の高い寺院を印象付けるのであるが、と同時に、タイ王室、チャクリ王家(ราชวงศ์ จักรี・ラーチャヲン・チャクリ)が世界有数の金持ち一族と言われているのも、この寺の豪華さを見れば、納得できるものである。

タイ観光には欠かせないこの「エメラルド寺院」であるが、実は同名のお寺がこのチェンライにもある。5年前の訪問で初めて知ることになったのだが、どうして同名の寺院がここチェンライにもあるのかと、少しガイドブック等を調べてみると、現在バンコクのお寺に載戴されているエメラルド佛(พระแก้วมรกต・プラケーオ・モーラゴット)は、元々はセイロンから招来されたものであるが、最初に、このチェンライのお寺に安置されていたが、戦乱等により、一時行方不明になり、その後、現在のタイ王室の初代、ラーマ一世によりラオスで発見され、 バンコクに運ばれたものという。

成程、そういうことだったのか・・。最初のエメラルド寺院はここチェンライにできて、その後、大分経ってから、バンコクに同じ前のお寺が出来たのだ。今ではバンコクの寺の方が遥かに有名になっているが、ここチェンライの寺も王宮管理で、従って当然ながらタイ北部では最も格式の高い寺の一つである。

ワット・ガムムアン寺から下り降り、そうした5年前の記憶を辿り、エメラルド寺院に向かった。寺の入り口はそうでもないが、境内に入ると中は広い。整っている。流石王宮寺院の雰囲気を漂わせている。真っ直ぐ正面の本殿に向かい、今はレプリカとなっているエメラルド佛にお参りする。エメラルド色をした一種異様な感じの仏だが、そういう所がタイ人にとっては、有難いのだろう。
 
 
 
 
本堂にお参りする。
 
 
 
ああ、エメラルド佛だ。
 
 
 
本殿正面に安置されているエメラルド佛。
 
 
 
この色の仏はこの寺とバンコクの同名の寺しかないだろう。
 
 
 
ああ、創建当時の絵巻物が掲げられている。