ちゃおチャオブログ

日々の連続

ラオス北部紀行(126)夜行バスでバンコクへ。

チケットブースの隣には、チェンライ近郊の観光案内図などもある。こうして見ても、市域は狭い。
 
 
 
Green bus の運行経路は近隣だ。チェンマイとかメーサイへ行っているが、チェンマイまでは普通車で234バーツ、VIP車で364バーツ、約1200円、と出ている。
 
 
 
さて、ターミナルの外に出て愛想の良いお上さんの店で、少し腹に入れておこう。
 
 
 
「早飯屋」(ジャーンドアン)でのラーメン。こんなもので良いだろう。
 
 
 
ターミナルに戻ると、既に受付が始まっていた。
 
 
 
ああ、もうかなり集まってきている。
 
 
 
 
さてと。今晩でラオス北部、雲南の12日間の旅は終わる。今晩の夜行バスでバンコクに戻れば完結だ。先月、年末の27日にバンコクを出て、明日朝7日にはバンコクの定宿、ナナのホテル・マイアミにチェックインして終了となる。バスが出発するまでの少しの時間、ターミナル前の食堂へ行き、簡単な腹拵えをしておく。これから8時間、9時間の丁丁場のバスの旅が始まるのだ。

どこでもそうだが、食堂のお上さんは愛想がよい。単に店主と客、という関係ではなく、根からの楽天家だ。こうした明るい性格が、食堂経営をやって行けるのだろう。本当は苦しいのかも知れないが、タイ人の気質として、そうした困惑、困窮の表情は殆ど見たことがない。「จาน ด่วน 」(ジャーンドアン)と書いてある。「早飯や」だ。バスの出発を待つ、少しの間、せわしないお客に、「First food」の食事を提供する飯屋だろう。当方も簡単なラーメンを食べ、お上さんとの挨拶もそこそこにターミナルに戻る。

出発時刻が近づくに連れ、どこからともなく集って来た乗客で、待合コーナーが混みだしてくる。出発の10分位前になると大型バスがやってきて、プラットホームに横付けする。大きな荷物を持った客が先を争うように座席の下の大きな収納庫に慣れた手付きで入れて行く。年に何回も、或は毎月のように、こうしてバンコクとの間を行ったり来たりしているのだろう。タイの流通経済は既に先進国並みだ。人の移動は日本よりも活発かも知れない。

乗客はチケットに記載された指定席のそれぞれ着席し、殆ど時間通りバスは発車する。何年かタイ通いをshているが、こうした運行時間などもどんどんPunctury,正確になっていく。タイが年々日々、先進国に近づいて行くのは、こうした所からも観察される。日本のようにトイレ付きのバスなら、車内で大いに飲めるものだが、タイではまだそこまでは進んでいない。先進国に近づいたと言っても、まだこうした点は遅れているか・・。寝ようと思っても中々寝られない。アルコールの助けを借りないと、無理かも知れない。何も見えない真っ暗な車外を見るともなく見ている内に、最初のトイレ休憩所に到着した。
 
 
 
 
ああ、このバスか? 「กรุงเทพฯ」 (グルンテープ)、「 พิษณุโลก 」(ピサヌローク)と書いてある。かなりのVIPバスだ。
 
 
 
さて、お客さんが乗り始める。
 
 
 
安全運転、楽しますよ!
 
 
 
さっきまで混雑していた待合コーナーは、客がバスに乗り、セキュリテイの警備員が暇そうにしていた。
 
 
 
今日のバスの運命共同体
 
 
 
VIPバスだけあって、中々サービスは良い。ビールを持ってきたが、車内にトイレがないのでは・・
 
 
 
2時間程走って最初のトイレ、食事休憩。「ลูกชิ้น」(ルークチン)、「ไส้กรอก」(サイグローク)等々、美味しそうな看板が出ているが、今はお腹はいっぱいだ。さて、寝るとしよう。