ちゃおチャオブログ

日々の連続

9。7.(日・曇り雨)錦織決勝へ。梅原猛「親鸞と世阿弥」。

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今朝未明に行われた全米オープン準決勝。錦織、現在世界ランク1位のジャコビッチと対戦、準々決勝に続き4時間を越える死闘の末に打ち破り、日本男子としては4大大会で初めて決勝に進む。各紙新聞一面、テレビニュースTop Newsで報じられ、日本中が湧きかえる。日本男児サムライ日本ここにあり、と。
先のワールドカップでは日本チームが1勝もできず、全く不甲斐ない成績で、国民の多くは落胆したが、今日の錦織の快挙で、久々に誇りを取り戻した。最後の決勝戦、是非奮起し、サムライ日本人を世界に示し、且つ、日本人に誇りを再び与えてもらいたい。
勝戦は亜明日の未明だ。寝ていられない人も続出するだろう。
 
 
昨日に続き、読書。読書の秋とは良く言ったもので、陽気が穏やかになり、暑苦しさが無くなると、読書もしたくなるのか。精神活動には丁度良い季節を迎えつつある。
昨日の田中角栄に続き、今日は梅原猛の「親鸞世阿弥」を読み始める。80過ぎても、過去3回の癌の手術を克服し、今尚元気だ。本人曰く、「憑依している」と。30代、40代の頃は、聖徳太子が憑依し、「法隆寺」を書かせ、次に柿本人麻呂が憑依し「水底の歌」を書かせたが、今は観阿弥世阿弥が憑依し、「能」を書かせている、とのこと。
源氏物語枕草子が世界最古の優れたロマン小説同様に、能は古代ギリシャ劇にも勝るとも劣らない優れた大衆芸能とのこと。秦河勝能楽の祖であり、聖徳太子一家の後見役であり、一族が滅ぼされる前年、明石に流され、翌年、蘇我一族が滅ぼされた。
彼の縦横無尽の筆さばきは幾つになっても衰えない。この分では100歳まで活躍しそうだ。夜も又読み続ける。明日が無ければ朝まで読んでも良い位面白い。
 
 
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